満腹刑事の食べ歩き捜査線。神石高原編 その2

【「逃亡料理人ワタナベ」コラボ企画】 捜査の基本は、とにかく足。捜査のプロが、美食の捜査線を歩きまわり、最前線で食べまくる。広島県神石高原町で出会ったのは、神石牛というブランド牛と長い歴史の中で愛され続けるこんにゃく。今回もうまいものをたくさん見つけてきた。

2019年10月27日 更新
天井につるされた幸運仏

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

幸運仏

引き続き、広島県神石高原町でワタナベを追う。
ワタナベが逃げていた先は、すべて奥さんと旅行した場所だということが判明。
しかし、今ワタナベがいる場所がまったく見当がつかない。
よし、こういう時は初心に帰って、うまい店を徹底的に探すしかない。
うまい店に、ワタナベありだ!
よし、さっそく調査開始。
以下、詳細は捜査資料を確認してくれ!

神石高原の食が集う「神石高原ホテル」

うまいものはどこにある?

そういえば、見事な庭園を持つホテルがあったな。ホテルへ潜入しているという線は十分に考えられる。ひとまず昼食がてら向かってみるか。
神石高原ホテルの上空からの全景

Photo by 常石グループ

神石高原ホテル

神石高原ホテルは、和・洋それぞれでコースランチもあり、単品のランチメニューもあるのだが、断然月替わりメニューがオススメだ。

月替わりで5種類のメニューが用意されていて、しかもリーズナブル。さあて、何を選ぼうか。
神石高原ポークヒレカツ

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

神石高原ポークヒレカツ

何年ぶりだろう。なんとヒレカツを頼んでしまった。本来、俺は徹底的にロースカツ派なのだ。ただ、どうしてもたまに、食べたくなる時ってのがあるのだ。

やっぱりうまい。サクサク、衣がサクサク!中はしっとり!ヒレでこんなにしっとりしてるのは、神石高原ポークのポテンシャルだけではない。下味につけられている塩と胡椒の加減がちょうどいいのだ。肉魚のフライものは、この下味の時点で味の勝負が決まっていると言ってもいい。

そのヒレカツに、ほどよく酸味と甘みが加えられたホテルオリジナルのとんかつソースをかける。これが白飯への欲求をかき立てるのだ。注文の際、パンかライスを尋ねられたが、やはり白飯にして正解だった。
ホテルの庭園

Photo by 常石グループ

それにしても、こんな庭園を眺めながらの食事って最高だ。この雰囲気が料理のおいしさを倍増させているのだろう。食欲増進が止まらないぞ!
さ、次は何を食べようか。
神石高原ホテルのエントランス

Photo by 常石グループ

■店名 神石高原ホテル
■住所 広島県神石郡神石高原町時安5090
■営業時間(レストラン)
 昼 11:00〜
 夜 18:00〜21:00(L.O. 20:30)
■定休日 無休

神石牛の焼きハヤシライス「カフェ ぬく森」

ぬく森の外観

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

神石高原ホテルを後にしてすぐに、小さなかわいらしい看板が目に入った。怪しい。こういうところにワタナベが潜伏している可能性もある。飛び込んでみるか。
ぬく森の店内

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

店は、絵本に出てきそうな森の小屋といった雰囲気。開放的なテラス席にはハンモックもあった。
神石牛のハヤシライス

Photo by カフェ ぬく森

神石牛のハヤシライスか。オムハヤシとは、ズルい。卵で包んでいるだけなのに、それだけで3倍ぐらいおいしそうに思える。これに決めようとした瞬間、もうひとつのスペシャルを発見してしまった。

焼きカレーならぬ焼きハヤシ!オムか、焼きか。悩んだあげく、今回は焼きハヤシに軍配を上げた。
神石牛の焼きハヤシライス

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

トマト、なす、ジャガイモなどの野菜を加え、チーズをたっぷりかけて焼き上げられたハヤシライス。熱々なスキレットから立ちのぼる香りが、胃を刺激する。なぜ伸びるチーズとは、こんなにも人を幸福にするのだろう。笑顔が止まらないぞ。

神石牛、そしてトマト感の強いデミソースもまたうまい。口の中をやけどしそうだが、かきこみたい衝動にかられる。いや、本当にやけどしそうだから、フーフーして食べているのだが。
セットのスープは、かぼちゃのポタージュだった。優しい味わいで、かぼちゃの甘みが胃に染み渡り、なんだかほっとしてしまう。

こういうひとつひとつの料理に工夫がしてあるのが、カフェ飯の醍醐味だな。
森のダッチベイビー

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

別のテーブルでは、近所のお母さんたちが「森のダッチベイビー」を楽しんでいた。ダッチベイビーは、オーブンで焼いたドイツ風パンケーキ。外はカリカリ、中はモチモチの食感がハマるおいしさ。ここではアイスと生クリームとフルーツをトッピングして食べられるそうだ。

不覚ながら、つられて俺も「森のダッチベイビー」を頼んでしまった。また訪れることがあれば、今度はオムハヤシを狙うとしよう。
■店名 カフェ ぬく森
■住所 広島県神石郡神石高原町時安1056-4
■営業時間 11:00〜17:00(L.O. 16:00)
■定休日 火〜木曜日

手ごねで作られたジビエのハンバーグ「ティアガルテン カフェ」

マルクトプラッツの外観

Photo by ティアガルテン オフィシャル

マルクトプラッツ

ワタナベを発見したのは、ティアガルテンという巨大公園内にある地域のアンテナショップ「マルクトプラッツ」の前だった。結局、またもワタナベには逃げられてしまったのだが、次の行き先はもうわかっている。次は確実に王手だ。

ということで、焦る必要のない俺は追いかける前の腹ごしらえでもしよう。頃合いよく「ティアガルテン カフェ」という店があった。
ティアガルテンカフェのメニュー

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

メニュー

オーダーは、メニューを一目見て決まった。またカレーだろ?などという邪推はしないでほしい。

もちろん、それも頼んではいるのだが……。
特製手ごねハンバーグ

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

特製手ごねハンバーグ(ジビエハンバーグ)

これしかないだろう!ジビエのハンバーグ(特製手ごねハンバーグ)だ。ジビエは地方でこそ味わうべきひと品。新鮮なジビエの芳醇な滋味を味わう楽しみは、旅をより豊かにしてくれる。

やはり、新鮮!うまいうまいうまい!

鹿・猪・豚の合挽き。鹿が多く入っているためか、脂がとてもさっぱりとしている。肉としての濃厚さがあるのに、あっさりと食べられてしまう不思議。新鮮さの勝利だろうか、ジビエ特有の臭みがまったくない。これを食べたら、通常の牛豚のハンバーグの方がよっぽど肉臭いと感じてしまうかもしれない。久々にうまいジビエハンバーグに巡り会えて大満足だ。

ティアガルテン カフェに立ち寄ることがあれば、絶対にこのハンバーグを食べてほしい。
チキントマトカレー

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

もはや恒例のようになってきたカレーも食べる。


トマトをたっぷりと使ったチキントマトカレー。実は神石高原はトマトも特産品のひとつなのだ。うん、間違いない。ちょっと辛めのスパイスを使っており、ジャンル分けするならさらっとしたインドカレータイプ。癖になるタイプの味わい。煮込まれたチキンとトマトの相性が抜群。

また添えつけられているフレッシュトマトが想像以上にいい仕事をする。箸休めにもいいし、スプーンで砕きながらルウと混ぜて食べるとまた絶妙な味わいだった。
和牛ステーキ丼

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

隣の席では和牛ステーキ丼を食べていた。ガーリックが効いたソースの匂いがたまらなくおいしそうだ。どうしよう、頼んでしまおうか?

しかし俺は信条として、頼んだものは絶対に残さない。今の腹具合でも完食できるだろうか?残念ながら、ステーキ丼は諦めることにした。しかし次回こそ食してやると誓う。

神石高原町には、まだ未発見の店がいくつもある。この町のグルメを存分に巡るには、レンタカーを借りるのを推奨するぞ。

今回の捜査資料は以上だ!
ティアガルデン園内

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

■店名 神石高原ティアガルテン カフェ
■住所 広島県神石郡神石高原町上豊松72-8
■営業時間 11:00-16:30(フードL.O. 15:00、ドリンクL.O. 16:00)
■定休日 水曜日(7月~9月は毎日営業)

「逃亡料理人ワタナベ」× macaroniコラボ!

逃亡料理人ワタナベのビジュアル

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

グルメコメディードラマ「逃亡料理人ワタナベ」とmacaroniのコラボ。ドラマの中で出口刑事が書いた記事を「macaroni」で配信するほか、全国各地の特産レシピやメイキング映像を「macaroni」で限定公開しています。

STORY

妻殺しの容疑者とされてしまった天才料理人ワタナベ(池内博之)が、愛する子供を守るため、己の矜持を守るため、西へ東へ逃げまくる!しかし逃げた先には必ず美味しい食材と人生に迷う人々が。ワタナベを追う出口刑事(岸谷五朗)。彼は執拗に彼の行く先に辿り着く。なぜなら……出口刑事は食べることが大好きだからだ!

そして謎の中国人パティシエの一琳(尚語賢)とその友人の凄腕マジシャンの天愛(魏一)は日本で新たなスイーツ研究の旅を続けるが、奇妙な縁で、なぜかワタナベと行き先が一緒になるのであった!

逃亡料理人ワタナベ

■番組名:逃亡料理人ワタナベ
■視聴方法:AmazonやFODなどの各種動画配信サービスにて好評配信中
      各サービスの公式WEBサイトでご確認ください
■主要キャスト:池内博之、岸谷五朗、尚語賢
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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manpuku_deka

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