ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ご飯1杯のカロリーや糖質量は?

重量カロリー糖質量
小盛150g234kcal53.4g
普通盛160g250kcal57.0g
中盛170g265kcal60.5g
大盛200g312kcal71.2g
おにぎりサイズ100g156kcal35.6g
大きなおにぎりサイズ170g265kcal60.5g
(※1,2,3)
ご飯100gはおにぎり1つ分に相当し、カロリーは156kcal、糖質量は35.6gです。茶碗1杯分(普通)だと250kcal、糖質量は57.0gです。

ほかの炭水化物の食材と比べると

カロリー糖質量
ご飯156kcal35.6g
うどん(ゆで)95kcal20.3g
そば(ゆで)130kcal23.1g
スパゲッティ(ゆで)150kcal29.2g
玄米ご飯152kcal34.2g
食パン248kcal42.2g
もち米ご飯188kcal43.5g
(※1,2,3)
ご飯とほかの主食類のカロリーと糖質量を、100gあたりで比べてみましょう。100gあたりで比較すると、もっとも糖質が高いのはもち米ご飯です。続いて食パン、ご飯、麺類の順に含まれていることがわかります。

カロリーは食パンがもっとも高く、ゆでうどんやそばには水分が多く含まれているため、カロリーが低めです。(※1)

1食に必要なご飯の量は?

例)炭水化物から摂るカロリーの目安1食のご飯量の目安
女性(30〜40代)342~444kcal小盛150g(234kcal)~中盛170g(265kcal)程度
男性(30〜40代)450~585kcal普通盛160g(250kcal)~大盛200g(312kcal)程度
※上記は男女ともに身体活動レベル「ふつう」で算出しており、個々の活動量によって必要エネルギー(カロリー)量は変化します。
毎日食べるご飯ですが、1食あたり必要な量はどのくらいなのでしょうか?

30~40代で身体活動レベル「ふつう」の女性の場合、1食あたりで炭水化物から摂るカロリーの目安は342~444kcal。そのため、ご飯は小盛150g(234kcal)~中盛170g(265kcal)程度を目安にしましょう。

同じく30~40代で身体活動レベル「ふつう」の男性の場合は、1食あたりの炭水化物から摂る目安は450~585kcal。ご飯の量は、普通盛160g(250kcal)~大盛200g(312kcal)程度を目安にしましょう。

炭水化物は、ご飯以外の食品や調味料にも含まれているため、1食あたりの必要量に幅が生じます。この記事で紹介しているご飯の量は、あくまでも目安になるので、自分の体調や運動量など目的にあわせて量を調整してくださいね。

また、糖質は体に必要なエネルギー源ですが、摂り過ぎは肥満の原因となるおそれがあります。適量の摂取を心がけてくださいね。(※1,2,4,5,6)

ダイエット中にご飯を食べるときのポイント

計量する

ダイエット中にご飯を食べるときには、まず普段食べているご飯の量を計ってみましょう。計ってみると、意外と多かったり少なかったりと、自分がどのくらい食べているのかを把握できます。

ご飯(白米)は100gあたり156kcalなので、計ったご飯の量から計算してみてくださいね。また、ご飯から摂るカロリーや糖質を設定し、食べる量を決めるとコントロールしやすくなりますよ。(※1)

しらたきやカリフラワーなどの食材を代用する

ご飯を減らすと物足りなさを感じる場合は、米をほかの食材で代用したり、かさ増ししたりするのがおすすめです。

ダイエット中、米の代わりに使いやすいのは、しらたきやカリフラワーなどの食材。細かく刻んで使えば、ご飯の代わりとして低カロリー・低糖質に食べられます。また、こんにゃくや野菜類には食物繊維が多いため、食後血糖値の上昇がおだやかになるほか、噛みごたえがあることから食べ過ぎ対策になりますよ。(※7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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