目次
わかめの栄養素と期待できる効果
栄養
- お腹の調子を整える「食物繊維」
- 代謝に関わるホルモンである「ヨウ素」
- 骨や歯の主要な構成成分である「カルシウム」
- 筋肉の収縮を担っている「マグネシウム」
- ナトリウムと相互に作用し水分を保持している「カリウム」
- 強い抗酸化力のある「フコキサンチン」
お腹の調子を整える「食物繊維」
乾燥わかめ100gに含まれている食物繊維は39.2gです。一方、沸騰水で戻したわかめ100gに含まれている食物繊維は3.2g。
食物繊維には、大腸まで達してお腹の調子を整えるはたらきがあり、さらに食後の血糖値の上昇を抑える作用や、血中のコレステロール値を低くすることにも役立ちますよ。(※1,2,3)
食物繊維には、大腸まで達してお腹の調子を整えるはたらきがあり、さらに食後の血糖値の上昇を抑える作用や、血中のコレステロール値を低くすることにも役立ちますよ。(※1,2,3)
代謝に関わるホルモンである「ヨウ素」
乾燥わかめ100gに含まれているヨウ素は10,000μgで、沸騰水で戻したわかめ100gに含まれているヨウ素は720μgです。
ヨウ素はミネラルの一種で、「甲状腺ホルモン」を合成するために必要です。甲状腺ホルモンは、妊娠期や授乳期に欠かせないもの。また、胎児や乳児では、骨や脳の発育するために重要とされています。(※1,2,4)
ヨウ素はミネラルの一種で、「甲状腺ホルモン」を合成するために必要です。甲状腺ホルモンは、妊娠期や授乳期に欠かせないもの。また、胎児や乳児では、骨や脳の発育するために重要とされています。(※1,2,4)
骨や歯の主要な構成成分である「カルシウム」
乾燥わかめ100gに含まれているカルシウムは870mgで、一方、沸騰水で戻したわかめ100gに含まれているカルシウムは76mgです。
カルシウムは骨や歯の主要な構成成分であり、血液凝固作用の促進、神経興奮の抑制にも役立っています。(※1,2,5)
カルシウムは骨や歯の主要な構成成分であり、血液凝固作用の促進、神経興奮の抑制にも役立っています。(※1,2,5)
筋肉の収縮を担っている「マグネシウム」
乾燥わかめ100gに含まれているマグネシウムは460mgで、また、沸騰水で戻したわかめ100gに含まれているマグネシウムは37mgです。
マグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達のはたらきを担っており、さらに体温や血圧を調整する役割もあります。(※1,2,6)
マグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達のはたらきを担っており、さらに体温や血圧を調整する役割もあります。(※1,2,6)
ナトリウムと相互に作用し水分を保持している「カリウム」
乾燥わかめ100gに含まれているカリウムは430mgです。一方、沸騰水で戻したわかめ100gに含まれているカリウムは15mg。
カリウムはナトリウムと相互に作用しながら、水分を保持したり、細胞の浸透圧を維持したりするはたらきを担っています。(※1,2,7)
カリウムはナトリウムと相互に作用しながら、水分を保持したり、細胞の浸透圧を維持したりするはたらきを担っています。(※1,2,7)
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