ライター : 小澤真理

コピーライター

茎レタスってどんな野菜?

普段私たちが見ているレタスは丸い形をしているものがほとんどですが、ご紹介する「茎レタス」は、なんと茎の部分が長いのが特徴。スーパーや八百屋さんではなかなか見かけない、珍しいレタスです。その名前には「チシャトウ」「ステムレタス」「貢菜」「皇帝菜」などいくつかの別名があり、食感や風味が似ていることから「アスパラガスレタス」と呼ばれることも。

この茎レタスを乾燥させたものを「山くらげ」といい、一般的に漬物の材料として使われています。

主な産地と旬の時期

茎レタスはもともとは中国原産の野菜。漬物用に乾燥させた茎レタス「山くらげ」は、今でも中国産のものが使われています。日本国内では主な生産地は未だなく、埼玉県や青森県、山形県など東北をはじめ、全国各地で栽培に取り組まれているのです。

旬の季節は2回あり、春まきしたものは6月から7月にかけて、秋まきしたもの11月中旬から12月中旬に収穫されます。

茎レタスの味と食べ方

茎レタスは主に茎の部分を食べる野菜ですが、若い葉の部分も食べることができます。シャキシャキとした食感がおいしく、生食もOK!

ただし苦味があるので、ゆでたり、油で炒めたりすると食べやすくなりますよ♪ そのほかにも、漬物や和え物、天ぷらなどアレンジをしてもおいしい野菜です。

茎レタスのレシピ3選

1. ふんわり香る。茎レタスの炊き込みごはん

茎レタスをシンプルに味わえる、炊き込みごはんを作りましょう。歯ざわりのよい食感に仕上げるため、茎レタスは皮をむいて下準備するのがポイント。鶏ガラスープの素を加える中華風の味付けが、ヤミつきのおいしさです。

2. 食感が楽しい。茎レタスとコリンキーの温サラダ

ひと皿でさまざまな食感を楽しめる、簡単温サラダのレシピです。茎レタスとコリンキーは歯ごたえを残すよう、手早くさっと炒めましょう。味付けはシンプルに酢と塩のみ。素材本来の色味を引き立て、旨味もしっかりと味わえますよ。

3. 食べごたえ満点。茎レタスと生きくらげの卵炒め

材料を大きめにカットすれば、見栄えがよく食べごたえも満点。茎レタスと生きくらげのコリコリ食感と、しっかり濃いめの味付けがクセになるおいしさです。強火でさっと炒めるのが、歯ごたえよく仕上げるコツ。卵を加えて、彩り鮮やかに仕上げましょう。
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