ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

あの大人気商品にやっと会えた…!

Photo by muccinpurin

カルディでも人気が高く、どのアイテムも入手困難とされている「オブセ牛乳」シリーズ。以前「焼きブレッド」をご紹介しましたが、焼き菓子ながら “ほぼ食べる牛乳” といえるほどかなりミルク感が強く、どこか懐かしい味わいに手が止まりませんでした。 今回は、そんなオブセ牛乳シリーズから「みるくまんじゅう」をご紹介します。人気が高くどこの店舗でも品切れで、やっとの思いで手に入れたみるくまんじゅう。その味わいを心してレポートします!

おまんじゅう感はゼロ!?

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「オブセみるくまんじゅう」160円(税込)
商品を実際手にするまでは、「みるくまんじゅう」の想像があまりつきませんでした。まんじゅうと聞くと、和菓子屋さんに並ぶあんこが入ったものが思い浮かびますが、オブセ牛乳のまんじゅうは、それとも違うようで……。 赤と青を基調にしたおなじみのレトロパッケージから覗くのは、まんじゅうにしては薄く、クッキーにしては厚そうなお菓子。ますますイメージがわかなくなってきました。

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パッケージから出してみても、まんじゅう感はほとんど感じられません。とはいえ、ふわりとミルクの甘い香りが心地よく、以前食べた「牛乳ブレッド」を思い出します。 実際の牛乳よりも、甘くミルキーな香りにすっかり心が奪われてしまいました。

和菓子と洋菓子のいいとこどり!

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半分にカットしてみると、薄い皮に包まれた白あんが出てきました。実はこの白あんにオブセ牛乳が使われているんです。 しっとりとした皮で包まれた濃いミルク味のあんが、得も言われぬハーモニーを奏でます。まんじゅうというネーミングから和菓子を想像していましたが、バターのリッチな香りからして、洋菓子に近い感覚です。 密度の濃い白あんから漂うミルクの香りが心地よく、ねっとりとした口どけに魅了されます。

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洋菓子に近いと表現しましたが、白あんのテイストはやはり和風。甘すぎず、素朴な口どけのみるくまんじゅうは、お茶うけにはもちろん、牛乳はコーヒーともよく合いそうです。 和洋どちらのカテゴリに分けるでもなく、これはもはやオブセみるくまんじゅうという新しいジャンルなんだな、と納得しながらおいしく食べ終えました。

売り切れの理由に納得のおいしさ!

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絶妙な薄さの皮や、白あんのミルク感までこだわりが詰まっていた「オブセみるくまんじゅう」。オブセ牛乳のおいしさがお菓子になってより引き出されるという、新しい牛乳の魅力を発見した気がします。 かなりのレア商品なので、見つけたらぜひ迷わず購入することをおすすめします!
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