ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

北海道の恵みが詰まったすいーとぽてと

Photo by muccinpurin

国内の素材にこだわり、おいしさを追求したカルディの人気カテゴリ「もへじ」。今回は、そんなもへじが作っている「じゃがバターすいーとぽてと」をご紹介します。 北海道といえば、じゃがいも。そして酪農が盛んなことから、新鮮なバターも豊富に手に入ります。そんな北海道の2大名物を使ったスイーツ、おいしい予感しかしません……!

バターの最高級品、発酵バターを贅沢に使用

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「じゃがバターすいーとぽてと」189円(税込)
北海道の食べ物と言われて思い浮かぶのは、海産物、とうもろこし、札幌ラーメン……。どれも有名ですが、じゃがいもも外せませんよね。蒸かしたてホクホクのじゃがいもを割って、バターを溶かして食べる様子は、北海道のイメージにしっくりはまります。 実際、北海道のじゃがいも生産量は全国1位。他県を抑え、ダントツのトップで実に8割のじゃがいもが北海道で生産されています。

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そんな北海道でもう一つ有名なのが、酪農。乳牛を育てるには広大な土地と餌となる牧草が必要となります。環境が整った北海道の乳製品は、やはり鮮度が違います! すいーとぽてとに使われているのは、バターのなかでも一級品と評される発酵バター。製造過程で乳酸発酵させることによって得られる、すこしツンとした乳酸菌の香りが特徴です。焼菓子にしても残る香りが特徴ですが、生産量も少なく、市販の発酵バターはとても高価なんですよね。 実際パッケージを開けてみると、真っ先に発酵バターの香りが主張してきます。ほかのどの素材よりリッチに香るバター、続いてバニラの甘い香りが続きます。

じゃがいもが、立派なスイーツになっている!

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なめらかな口どけに、濃厚でこっくりとした乳の風味。食べる前は「じゃがいもがスイーツ……?」くらいの感覚だったんですが、まったく違和感がありません。 むしろ「これはさつまいもだったのかも」とすら思えるほど自然な甘さに、癒しさえ感じます。

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この口どけのよさとしっとり加減の秘密は、じゃがいもに混ぜられた白いんげん豆にあります。白あんの原料にもなる白いんげん豆はなめらかで、その口どけのよさが特徴。実際、焼菓子に加えることで口どけをよくする方法は、洋菓子でもよく用いられるんですよ。 すいーとぽてとに白いんげん豆を加えることで、なめらかな口どけとしっとり食感を同時に実現しています。このしっとりした食感は、癒し以外の何物でもありません。

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もちろん、発酵バターを使っているので、焼いてもしっかりと乳の香りが残っていて、とてもリッチな気分に♪ 小ぶりに思えましたが、発酵バターの香りとやさしい甘さのおかげで、十分満足感のあるスイーツでした。

リッチな香りと口どけにメロメロ…

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シンプルな材料だからこそ、素材にこだわる。もへじの理念である “すべてのお客様のおいしいのために” を体感した形になりました。 食べ終わってもなお、あの発酵バターの香りとしっとりとした食感が忘れられず、すでにリピートを決めた筆者。みなさんにもこの感動をぜひ味わっていただきたいです!

商品情報

■商品名:じゃがバターすいーとぽてと ■内容量:約50g ■価格:189円(税込) ■カロリー:1個あたり182cal
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので予めご了承ください。
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