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今日の料理上手さん
計算し尽くした器合わせで、料理をさらに上質なものに魅せる器遣いの達人・あだぼんさん。器だけでなく、センスに溢れた料理の盛り付け術も見どころである。
だから、やっぱり器が好き
ーー器を好きな理由や、器を使うことで起きる心の変化について教えてください。
「私は一人暮らしなので、良くも悪くもマイペースに流されそうになります(笑)。そんな私の日常や暮らしをちゃんとしたものに戻してくれるのが、“器”と“料理”を考えている時かもしれません。
お気に入りの器だから、料理や後片付けもちゃんとやろうと思いますし、手抜き料理も美味しく感じます。そして器合わせをしている時の私は、自分で言うのもなんですが……ものすごくいい表情をしていると思います(笑)。1日の中で、そういう小さなワクワクを味わえるのも、器の楽しさだと感じています」
「器えらび」のこだわり、あれこれ
ーー「器えらび」のポイントを教えてください。
「1番は手に持ってみてときめくかどうかです。手持ちの器との相性や、盛り付けたい料理が浮かんでくるかどうかなども器選びのポイントになっています。私はワンプレートごはんや、お盆と折敷を使ったごはんが多いので、サイズや形の組合せなども考えています」
わたしのお料理は、あなたに夢中
ーーお気に入りの器ブランド・器作家さんを教えてください。
清岡幸道
「器に興味を持ち始めた頃、ワンプレート用でリム皿を探していたときに出会いました。清岡さんの器は、シンプルだけどどこか意味深な表情を浮かべているように見えて、スーッと引き込まれていったのを覚えています。
なんでもない普段の料理が、グッと引き立つように感じます。“白シャツにデニムでものすごくオシャレに見える人”みたいな器だと思います。盛付けや料理の勉強中の私には、お助けマンのような存在です」
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