ライター : マカロニメイトニュース

今日の料理上手さん

@nwoszkさん
温かみ感じる献立写真の数々を投稿しているナヲさん。自身のお料理をよりおいしく演出してくれるうつわ選びに卓越しており、まるで自分が食卓にいるかのような料理の写真がずらりと並ぶ。

だから、やっぱり器が好き

Photo by @nwoszk

ーー器を好きな理由や、器を使うことで起きる心の変化について教えてください。

「旅先やお気に入りのお店で求めた大切な器は、使うたびにその時のことを思い返したり、懐かしい思い出を慈しむことができてうれしくなります。特に陶器は、手入れをしながら育っていく感覚が好きですね」

「器えらび」のこだわり、あれこれ

Photo by @nwoszk

ーー「器えらび」のポイントを教えてください。

「基本的には直感ですが(笑)、実際に手にとりながら「何をのせたいか」考えたり、その器を使っている食卓を想像することが大切かなと思います。 デザインの良さ、手にとったときの質感が気に入るかはもちろん大切ですが、自分の生活に合ったものを選ぶことも重要だと思います。見た目だけを重視したり、人気があるものだからという理由で選ばないこと。 陶器の手入れをする時間がとれないのであれば、手入れのしやすい磁器を選ぶのも良いと思います。生活に根ざした器は手にとるたび、たくさん使ってあげるたびに愛着が湧いていくと思いますよ」

わたしのお料理は、あなたに夢中

ーーお気に入りの器ブランド・器作家さんを教えてください。

大嶺實清

Photo by @nwoszk

「こちらで語り尽くせないほど(笑)、深い思い入れのある陶芸家の方です。学生時代に沖縄・読谷村「やちむんの里」にある、大嶺さんの工房を訪れたことが出会いでした。 素敵なギャラリー内に、一見無造作に置かれた数々の作品たちの持つ力強さに、ただただ圧倒されました。大嶺さんの奥様に「勉強だと思って(目を養うために)、ひとつ本当に気に入ったものを自分のお金で買いなさい」とアドバイスをいただいて吟味して選び、貯めたアルバイト代で買ったマグカップは、今でも大切な宝物です。 他に二つと無い、大嶺さんの手指が作り出す素晴らしい作品たちの世界観に惹かれます」
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