納豆の味は「水」が鍵! 産地で選ぶコツとは

<川口納豆>「宮城県産 大粒 三ツ折」(90g) 206円(税込)
商品ごとに異なる個性や味わいが楽しめる納豆。売り場でおいしい納豆を見分けるには、どんなコツがあるのでしょうか。
「おいしい納豆の条件として、上質な豆が使われていること、納豆作りの技術が高いことは大前提ですが、購入の際にチェックしやすいのは『生産地』。水がおいしい地域では、良質な納豆が作られていることが非常に多いのです。
納豆を作るには、豆を洗ったり、豆を浸水して膨らませたり、蒸したりなど、水を使う工程が数多くあります。そこで使われる水が納豆に含まれる大部分の水分になるので、水のよし悪しが納豆の味わいを大きく左右します」
石井さんによると、近年はどんな水を使っているかについて言及する納豆メーカーが増えているのだそうです。
「水がおいしい地域では、いい米やいい酒ができる。『米どころ』や『酒どころ』と言われている地域は、実は『納豆どころ』でもあることが多いのです。それをひとつのポイントとして、納豆を選んでみてください」

石井泰二(いしい・たいじ)

納豆の総合情報サイト「納豆wiki」主宰。約15年前に納豆の食べ比べをスタート。これまでに食べた納豆は国内外3,500種類以上にのぼる。「納豆マニア」としてテレビ番組への出演や、セミナーの講師を務めるなど、納豆の魅力を広く発信している。
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