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創業100年がつくりあげた「伊勢海老だし」
あの伊勢海老を使ったおだしがおいしいという噂を小耳にはさんだ私たち。高級食材を原料としただしはいったいどんな味と香りを楽しませてくれるのか、期待に胸を膨らませつつ、さっそく手に入れてみました。
販売元の“ゑびや“は、創業100年を数える老舗。三重県の代表的な観光地のひとつ、伊勢神宮の近くにあります。このお店では、三重県の隅々までを足で回り、郷土料理や職人技の工芸品、お土産などから吟味したものだけを取り扱っています。
こちらの「伊勢海老だし」も国産伊勢海老を使用した、こだわりのある逸品。パッケージはシンプルでえびのイラストがパッと目に入ります。伊勢海老の風味をストレートに味わえると評判の品、実際どれほど豊かな味わいなのか……早速開けてみましょう。
あふれ湧き出る伊勢海老の香り
袋を開けたとたん広がる、伊勢海老の香り……!その芳醇さだけで、どんな料理に使っても味のレベルをワンランク上げてくれるだろうと想像できます。今回はだしの風味を堪能すべく、お吸いものをつくろうと思います。
香りでも満足させる「お吸いもの」
水を張った鍋にだしパックを入れて中火にかけること3分……、フツフツと沸騰し、伊勢海老の豊かな香りがより濃厚に漂いはじめました。
だしパックを取り出すと、そこには黄金色のスープができ上がっていました。仕上げにしょうゆと塩を少し加え、お吸いものの完成。お椀によそったときにふわっと漂う伊勢海老の香りに心が和みました。
三つ葉を添えていただきます。早速口に運ぶと、途端に広がる伊勢海老由来の香りと味わい。すーっと体に染み渡るような感覚でした。具材がなくても満足度が高いのは、だしに旨みが濃縮されているからでしょう。
だしをそのまま使った「伊勢海老贅沢チャーハン」
こちらのだしパック、パッケージの裏に「調味料として使うのもおすすめです」と書かれているので今回はチャーハンに使ってみます。袋から出すとキメの細かいサラサラした粉末状のだしが現れました。少し味見をしてみると、ダイレクトに海老の風味を感じました。これは……おいしく仕上がりそう!
具材はシンプルに卵と長ねぎにし、味つけは今回のだしとしょうゆを少々加えてサッと炒めました。早速ひと口食べると……!伊勢海老の風味と香ばしい香りを感じ、シンプルですが上品な仕上がりに。凝縮された旨みがお米一粒一粒をまとい、口のなかいっぱいに伊勢海老の風味が広がります。
毎日の暮らしのなかにちょっといいものを
高級食材の伊勢海老も、だしパックなら買い求めやすくてうれしいですね。だしをこの「伊勢海老だし」にかえるだけで、いろいろな料理が上品なひと品に変身します。
今回はチャーハンに使ってみましたが、エビピラフやみそ汁に使うのもおすすめです。また、これからの季節なら鍋料理にもおすすめ。旨み豊かな伊勢海老なべでお友達をもてなしたなら、きっと盛り上がることでしょう。
“ゑびや”のだしは他にも…!
今回取り上げたのは「伊勢海老だし」ですが、ウルメイワシ節や花節、サバ節をベースにしいたけと昆布などを配合した「和風だし」、たまねぎベースにしいたけ、にんにく、生姜などを使った「野菜だし」も好評発売中!いろいろ試してお好みのだしを見つけてみてはいかがでしょうか。
文:小林 萠、写真:田上 大輝 (macaroni編集部)
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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