おすすめのトッピング

おすすめのトッピングは、野菜やきのこを使ったもの。例えば、フレッシュトマト、グリーンアスバラ、オニオン、ピーマン、ブロッコリー、バジル、ほうれん草、ズッキーニ、ナス、ルッコラ、マッシュルームなど。ほかの食材と比べてカロリーが低いので、カロリーを気にせずにボリュームアップができますよ♪ 野菜やきのこを活用すると、ピザ生地やチーズだけでは不足しがちなビタミン・ミネラルを補ってくれるのも、嬉しいポイントですね。 野菜中心のトッピングが物足りない場合は、シーフード系のトッピングや生ハムなど、できるだけ脂質の少ない具材を足してあげましょう。オリーブなど風味の強いものを少しプラスするのもおすすめです。

食べ合わせにも注意!

サイドメニューを選ぶ際に、栄養バランスを考えると、たんぱく質やビタミン・ミネラルが補えるものがベストです。おすすめは、肉類や魚介類、野菜メニューを合わせること。 宅配ピザでサイドメニューをオーダーする場合、できるだけ揚げものは避け、焼いたものや、生のサラダなどを選びましょう。例えば、同じチキンなら、フライドチキンではなく、ローストチキンをセレクトします。 サラダの場合は、ドレッシングに注意。サラダ自体は、ほかのサイドメニューよりもカロリーは低いですが、こってりしたドレッシングをかけると、一気にカロリーが上がります。もし可能なら、ノンオイルドレッシングがおすすめです。

手作りピザで、カロリーカットするコツ

ピザを手作りする時の、カロリーカットのポイントを3つご紹介します。 1つめは、ピザ生地を全粒粉で作ること。 強力粉と比較して、100gあたり約40kcalのカロリーダウンに!しかも、全粒粉には、不足しがちな食物繊維が、強力粉の約4倍(11.2g/100g)も含まれているんです。(※出典1) 2つめは、トマトソース。 トマトケチャップのように、甘みの強い市販品は、カロリーも高くなる傾向が。ソースから手作りするか、糖質を抑えたさっぱりした味のトマトソースを選びましょう。 3つめは、トッピング。 チーズの中でカロリーが低いモッツァレラチーズを使い、野菜やきのこ中心にすることが、カロリーカットのポイントです。

ダイエット中の上手な付き合い方

カロリーが高く、脂肪分の多くなりがちなピザは、ダイエット中に敬遠されやすいメニューのひとつですが、ダイエットに我慢のしすぎは禁物。ストレスがたまって、結局のところ暴食してしまう場合が多いからです。食欲と上手に付き合いながら、メリハリをつけることが大事です。 ピザが食べたい時は、これまでお伝えしたカロリーを抑えるポイントを実践したり、前後の食事を控えめにしたり、野菜中心で食べたりすれば、ダイエット中でも安心して楽しむことができますよ♪ もし前後での調整がむずかしい場合は、1週間位で調整する、運動をプラスする、など工夫しましょう。1食だけで太ることはありません。適度に食事を楽しみながら、ダイエットを続けることが、成功の秘訣です。

少しの工夫で後悔知らず♪

カロリーが気になるピザですが、メニューやピザの生地、トッピングなどを工夫すれば、野菜が摂れたり、カロリーを減らすことができます。チーズの種類や、ソースでもカロリーが変わることも大きなポイントですね。 ピザを手作りすれば、よりヘルシーにピザを楽しむことができますし、サイドメニューにも気を配れば、栄養バランスも整いやすくなります。ダイエット中でも、かしこくピザを楽しんでくださいね♪

参考文献

※出典1 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」 https://fooddb.mext.go.jp/index.pl (2018-10-30参照) ※出典2 雪印メグミルグ「チーズクラブ」 http://www.meg-snow.com/cheeseclub/ (2018-10-30参照)
【監修・文】管理栄養士/カラーコーディネータ:金谷麻紀子 モスクワ在住。2007年に独立し、色を活かしたメニュー開発や、飲食店のカラーブランディングや商品プロデュースなど、食と色のプロとして幅広く活躍。2015年のモスクワ移住を機に、「食×ファッション×色」をかけあわせ、自分らしく輝きたい女性のサポートを開始する。
▼こんな食べ物も、無理に禁止しなくてOK!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ