ライター : とも

子育てフードライター

「ごまめ」とは?意味や由来

Photo by macaroni

「ごまめ」は、乾燥させたカタクチイワシの稚魚を砂糖やしょうゆなどで甘辛く炒め煮したものです。

名前の由来には諸説あり、有力なものはカタクチイワシの肥料を田にまいたところ、五万俵ものお米が収穫できたことから「五万米(ごまめ)」と呼ばれるようになったという説。そこから、五穀豊穣の願いをこめた縁起のよい食べ物とされています。

別名「田作り」とも

ごまめは、別名「田作り」とも呼ばれます。前述の由来から「田を作る」という意味で名づけられたといわれていますよ。

関東地方では、田作りをおせち料理の祝い肴三種のひとつとしています。

失敗しない♪ ごまめ(田作り)の簡単レシピ

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まずは定番のごまめのレシピをマスターしましょう。カタクチイワシの稚魚をゆっくり炒ってから調味料を加えるのがポイントです。砂糖やしょうゆ、みりんなどの基本調味料で作れますよ。覚えておけば、おせちはもちろん、常備菜にも重宝します。

アレンジ自在。ごまめの人気レシピ3選

1. レンジで簡単。クルミ入りごまめ

手軽にごまめを作りたいなら、こちらのレシピがうってつけです。クルミのカリカリとした食感が楽しくて、箸がどんどん進みますよ。ごまめを炒る作業は、レンジにおまかせ。あとは、具材とタレを煮絡めるだけです。タレにごまめとクルミを加えたら、すぐに火を止めてくださいね。

2. パラパラでくっつかない。アーモンド入りごまめ

ごまめは、冷めるとひとかたまりになってしまいがち。タレを絡めたあとでオーブンシートに広げると、パラパラのごまめが完成しますよ。アーモンドと白いりごまの組み合わせは、クルミとはひと味違う香ばしさでついつい手が伸びます。

3. ごはんが進む。エスニック風ごまめ

ナンプラーで味付けすると、和のごまめがアジアンテイストに大変身。炒りクルミや桜えびを加えることで、より香ばしさがアップします。輪切り唐辛子がアクセント。ごはんにのせれば、おかわり必須のおいしさですよ。
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