一段目

【かまぼこ、栗きんとん、伊達巻き、田作り、黒豆など】 一の重には祝いの肴と、「口取り」と呼ばれる甘みをきかせて調理したものを詰めるのが基本です。たたきごぼうや栗きんとんのように崩れにくいものから詰め、黒豆のように汁気があるものは小鉢に入れてから詰めましょう。

二段目

【鯛や鰤などの焼き魚、えびをはじめとする海の幸】 二の重には焼き物と酢の物を詰めるのが一般的。酢の物も汁気があるので、小鉢に入れてから詰めるようにしてくださいね。ローストビーフなどのお肉料理もこちらに入れましょう。

三段目

【山の幸を使った煮物】 筑前煮や煮しめを三の重に詰めましょう。おせち料理は日持ちがするように作られます。なので味が移ったりしないように、バランなどを使ってしっかり仕切ることが大切です。また奇数が縁起がいい数字とされているので、詰める品数は奇数にしましょう。

手作りおせちで新年を迎えよう!

和風おせち料理の「いわれ」と主なレシピをご紹介しました。時間もかかり。むずかしいイメージのおせち料理。しかしそれぞれの「いわれ」を知ると、今年はご自身で家族のことを想いながら作ってみようと思った方もいるのではないでしょうか。 おせちの詰め方についてもご紹介しましたが、これといった絶対の決まりはありません。お正月にふさわしく華やかに見えるように詰めるとおいしそうに見えます。今年は手作りおせちで素敵な新年をお迎えください♪
▼まだまだあります!一味違ったお正月レシピ集♪
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