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7. 酢れんこん
れんこんは覗くと向こう側が見える穴がたくさんありますよね。このことから見通しのよい明るい一年が迎えられますようにという願いが込められています。また、れんこんは種が多い植物ということで子孫繁栄も願われたようです。
華やかな酢れんこんを作ってみませんか。甘酢のマイルドな酸味で爽やかにいただけます。菊花カブも作ればさらに華やかでお正月らしくなりますね。れんこんを花形に切るときはくれぐれも気をつけてくださいね!
8. 里芋の煮物
里芋の生り方をご存知のかたは分かるはず!里芋はひとつの株から親芋、小芋、孫芋と増えていきます。このことから子孫繁栄の縁起物とされてきたようです。
ねっとりした食感の里芋の煮物を作ります。里芋はしっかりぬめり取りをしておくことでしっかり味が染みこみますよ。そして里芋は崩れやすいので、弱火でコトコト煮込みましょう。柚子の皮を散らせば香りも色もアクセントになりますね。
9. 紅白なます
紅白なますは大根とにんじんを酢で合わせた料理で、水引を連想させることから平和が願われます。また、ふたつとも土の中でまっすぐに伸びて育つため、家族みんなが地に足をつけて日々暮らせますようにと願いが込められているようです。
おせち料理の中でも一番簡単に作れる紅白なます。色合いのバランスが重要なのでにんじんは大根の2割くらいの量にしましょう。千切りの柚子やいりごまを散らしてもいいですね。にんじんはお正月らしく金時にんじんでもOK!
10. たたきごぼう
ごぼうは地中にしっかり根を張る食材です。家の土台がしっかりするようにとの願いがあります。たたきごぼうは作る途中で身が開くので、開運の願いも込められているようです。
食感のよさがクセになる、たたきごぼうを作ります。ごぼうは加熱しすぎると、食感が悪くなってしまいますよ。そしてゆでたら熱いうちにめん棒で叩きましょう。こうすることで味がしっかり染み込みます。
11. 昆布巻き
昆布は「喜ぶ」にかけて縁起がいいものとされてきました。「子生」と書かれることもあり、子孫繁栄の願いも込められています。
縁起のいいにしんの昆布巻きを作ります。おせち料理はたくさん種類を作らないといけないので、時短するためにもにしんはソフトタイプがおすすめです。かんぴょうを巻くときは、にしんが崩れない程度にしっかり巻きましょう。
基本の詰め方
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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