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野菜が高くて手が出ない…
重なる台風や自然災害により、スーパーの野菜が高騰しています。
毎日の料理に欠かせない野菜の高騰は、家計に直結する重要な問題。高いからと言って野菜をまったく使わないわけにもいきませんよね……。
そこで今回は、「野菜高騰」をかしこく乗り切るアイデアを集めてみました。
1. 価格が安定した「カット野菜」をかしこく活用!
特に天候に左右されやすいと言われているのが、レタスなどの「葉物野菜」。野菜が高騰している時期は、とても買えないほど高い値段が付いていて驚きますよね。
そんなときに活躍するのが、一年中価格が安定している「カット野菜」。野菜炒めやサラダなど、いくつか野菜の種類が必要な料理でも「カット野菜ミックス」ならひと袋でそろうので便利です。
単身世帯が増えたこのご時世、1/2や1/4など使い切りサイズの野菜も多く見かけます。野菜が傷みやすい夏は、多少割高でも使うぶんだけ買うのがかしこい選択です。
2. 「冷凍野菜」なら無駄なく調理も簡単!
一年中価格が安定している「冷凍野菜」も野菜高騰の強い味方。
最近では「ブロッコリー」「アスパラ」など、1種類の野菜だけが冷凍されたものも売られています。冷凍技術の向上で、いまやほとんどの野菜を冷凍野菜でまかなうことができます。
しかも冷凍野菜はすでにカットしてゆでてあるものが多く、そのまま料理に使えるのもうれしいポイント。冷凍庫に常備しておけば好きなだけ解凍して使えるので、傷む心配もありません!
さらに家庭菜園をしているなら、多く収穫できたときに冷凍保存しておくのもおすすめです。
ゴーヤやなすなど、夏野菜は成長が早いものばかり。せっかく育った野菜を食べきれずに無駄にするのは、もったいないですよね。それぞれに適した方法で、かしこく保存しましょう。
3. 価格が安定した野菜を抑えよう!
もやしや豆苗などは「水耕栽培野菜」がおすすめ
どんなに天候不順が続いても、一年中価格が安定した野菜も存在します。「もやし」や「豆苗」がそれにあたりますが、なぜ天候が安定しないときでも、同じ価格で販売できるのか気になりませんか?
実はこれらの野菜は、水の中に簡易的に根を張らせて育てる「水耕栽培」によって作られているんです。水耕栽培は室内で行われるため、基本的に天候に左右されません。
もやしや豆苗に加えて、最近ではレタスなどもこの方法で栽培され、安定した価格で手に入れることができます。
「貯蔵系」のじゃがいもや玉ねぎも安定
「じゃがいも」や「玉ねぎ」は、冬場の収穫できない時期のことも考えて、倉庫で貯蔵されています。そのため、収穫前によほど大きなトラブルがない限り、比較的安定した価格で流通しています。
4. 「直売所」や「道の駅」なら旬の野菜が比較的安く!
「道の駅」や「直売所」で売られる野菜は、あいだに問屋が入らず農家が直接持ち込んでいるので、スーパーなどよりも比較的安く手に入れることができます。
スーパーには並ばない野菜にも出会えたりと、新しい発見がたくさんありますよ。
5. 野菜くずを捨てずに「再生野菜」にチャレンジ
使い終わった野菜のヘタを水に浸けて栽培する「再生野菜」。最近は「Reborn Vegetable(リボーンベジタブル)」を略して「リボべジ」などとよばれています。
人参のヘタや豆苗、かいわれだいこんなどが有名ですが、実はレタスや水菜なども再生することができます。
キッチンやベランダで手軽にできるので、実験感覚で試してみるのも面白いですね。
野菜高騰をかしこく乗り切る!
いかがでしたか。野菜が高騰しているいまこそ、無駄のない買い方や保存方法を見直す、いいきっかけかもしれません。
野菜がない食卓はバランスが悪いだけでなく、彩りにも欠けてしまいます。アイデアを組み合わせて、価格高騰をかしこく乗り切りましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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