ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

いまあらためて「プラスチック汚染」を考えたい!

毎日生活する中で、必ず発生するごみ。いまに始まったことではありませんが、人間が出すごみで、環境は刻一刻と汚染されています。なかでも昨今問題になっているのが、"プラスチックによる環境汚染"。環境だけでなく、生物の生命も危機にさらされています。 当然のことながら、生活水準が高くなるにつれ、ものを使い捨てることに疑問を持たなくなってきます。「これくらい……」と思っていても、多くの人が同じ考えを持っていたらどうでしょう? そこで今回は、すぐに始められる"プラスチックのごみを減らす工夫"を集めてみました。細かなことでも、日々続けていくことが大切です。

1. マイバッグ携帯を習慣に♪

日本でも定番になりつつある「マイバッグ」。買い物のたびに増えるビニール袋は、持ち帰っても結局、ごみになってしまいます。 環境への取り組みとして、ビニール袋を有料化するスーパーも増えてきましたが、まだまだ足りていません。マイバッグを持つことで、ビニール袋を無駄に使うことなく、さらに袋代として数円安く買い物をすることにも繋がります。 お気に入りのマイバッグを使って、スマートに買い物を楽しみましょう。

2.「スタッシャー」なら長く使える!

食材の保存や持ち運びに、日常的に使っては捨てられるジッパーバッグ。便利ではあるものの、これらもリサイクルされることなく、ごみになってしまいます。食材の無駄は気にするのに、プラスチックの無駄は気にしないなんて、よく考えればナンセンスですよね。 そこでおすすめしたいのが、2018年4月に日本に上陸したシリコン製食用保存容器「スタッシャー」。冷蔵・冷凍をはじめ、オーブンや電子レンジなど、あらゆる環境で使用することができます。 100%ピュアプラチナシリコン製で、材質も環境に配慮して作られているのが魅力。3,000回以上繰り返し使えて、人にも地球にもやさしい、次世代の保存容器です。

3. マイボトルがあれば、エコ&節約に♪

外出先での水分補給に、ついつい買ってしまいがちなペットボトル。コンビニや自動販売機で手軽に買うことができますが、毎日となると膨大な量のペットボトルのごみが発生します。 マイボトルを持ち歩く習慣をつければ、ごみが減るだけでなく、好きな飲み物を入れることができて、さらにドリンク代も節約できます。 筆者も2年前からマイボトル生活を始めて、ペットボトルを捨てるストレスもなくなり、とても快適に過ごしています♪

4. グラスに注げばストローいらず

ファーストフードやコンビニのドリンクなどで、付いてくることが自然になっているストロー。このストローも1度使ったら、リサイクルされずにごみになってしまいます。 よく考えれば、ストローを使わないと飲めないもののほうが少ないはず。外食した時はストローを使わない、紙パックのドリンクはグラスに移し替えて飲むなど……、ストローを使わずに過ごす工夫はいくらでもできます。 ストローを使ってドリンクを飲むほんの数分のために、地球環境が脅かされていることを考えなければいけません。

5. 使い捨てスプーンを断る勇気を!

ストロー同様、コンビニやスーパーで配られる、プラスチックのスプーンやフォーク。ついついもらってしまいがちですが、「スプーンはいりません!」のひと言で、ぐっとごみを減らすことができます。 持ち帰って自宅のお箸を使うほか、「マイ箸」や「マイフォーク」を持ち運ぶのもひとつのアイデアですね。

環境のためにいまできること

いかがでしたか?私たちが毎日生活するために、大量に消費されているプラスチックごみがあるということを、あらためて考える時期が来ているようです。 美しい地球は私たち人間だけではなく、地球上の生命すべてのものであることを意識しつつ、エコに取り組んでいけるのが理想ですね。
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