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あんこ作りの段階別!加工度による種類
生あん
生あんとは、原料となる煮豆をつぶしただけのかたまりのこと。つまり砂糖を入れて練る前の、あんこの元のようなものですね!この状態ではかなり傷みやすいため、なるべく早く糖分を加えてあんこに仕上げなくてはなりません。
さらしあん
生あんを過熱し、水分を飛ばすことで乾燥させたものがさらしあんです。乾燥しているため粉末状になっており、生あんに比べると保存が効きます。
生あんと同じく、こちらに砂糖や蜜を入れて練るとこしあんが作れます。さらしあんからあんこを手作りすると、手軽に自分好みの甘さにできるのでおすすめ!
練りあん
練りあんは、生あんやさらしあんに砂糖を加えて練り混ぜてできた、あんこのことです。あんこに仕上げられたものの総称を練りあんと呼ぶので、こしあんも粒あんも練りあんということになります!
「練り」というと「ペースト状にする」というイメージがあるので、練りあん=こしあんだけを指すと誤解している方もいますが、実はあんこすべてを指す言葉だったのですね。
変わり種も!いろいろな風味を楽しむ加合あん
あんこに、あん以外の材料を混ぜたものを加合あんといいます。主張しすぎない味わいで、どの食材とも相性がいいため白あんがベース材として使われることが多いです。
あんこに卵の黄身を加えた「黄身あん」、ごまを加えた「ごまあん」、ゆずを加えた「ゆずあん」、桜の葉を刻んで加えた「桜あん」など、バリエーションはさまざま!
最近では、あざやかな水色のラムネあんや、バターや生クリームなどが入った濃厚なミルクあんなんていうものも!意外な組み合わせがクセになる、新しい加合あんが続々と誕生しています。
あんこは種類がたくさんで奥深いスイーツ素材!
あんこのいろいろな種類についてご紹介しましたが、いかがでしたか?普段は何気なく食べているあんこですが、実は作るのにとても手間ひまがかかるので、それを知ると和菓子のおいしさもひとしおです!
作り方や状態でさまざまな呼び名があり、それぞれ味わいや食感が異なるので、食べ比べてみるのもおもしろいと思います♪ ぜひ、ご自分のお気に入りのあんこを見つけてみてくださいね!
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