声をかける目安

声をかけるタイミングも実は重要です。取引先のお客様との接待や会社の上司とのお酒の席では、常にグラスが空いていないかをチェックしておきましょう。グラスの中のビールが半分以下になったら「お注ぎしましょうか?」と聞いてみるといいですね。

反対に、グラスが空のままの時間が続いてしまうと手酌をさせてしまったり、気が利かないというように思われてしまったりします。声をかけることがむずかしい場合はビールを注ぐ構えを相手に見せてみるというのも方法です。

逆パターンも!ビールを注がれるときのマナー

では逆にあなたがビールを注がれるときは普段どのようにしていますか?ここでは、注がれる側のマナーについて見ていきましょう。

グラスは傾けなくていい

ビールを注がれるときグラスを傾けているかもしれませんが、実は傾けなくていいのです!

自然に両手でグラスを持ち、ビールがこぼれそうになった時に傾きを変えるくらいで問題ありません。最初は相手が注ぎやすいようにグラスを差し出すといいでしょう。

しかし両手でグラスを持つと言っても、横からグラスを覆うように持つのはNGです。せっかくの冷たいビールが手の温度により温まってしまいますので上品とは言えません。グラスを持った反対の手は底の部分に軽く添える程度にするといいでしょう。

おいしいビールで乾杯しよう♪

ビールの注ぎ方……実は奥が深かったですね。ビールの注ぎ方ひとつで、泡の量が変わったり味わいが変化したりします。慣れないうちはむずかしいですが、泡とビールの液体部分の比率は3:7が基本なので、上手に注げたときにはうれしくなりますよ!

社会人になると、会社の先輩や上司と飲みに行くことが増えます。細かいマナーまで気にしすぎるとビールもおいしくありません。最低限のマナーだけ身に着けてビールライフをお楽しみください♪
【参考文献】
(2024/08/19参照)
▼お食事のマナーは意外と知らないことだらけ!
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