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18. 冠婚葬祭のごちそう「のっぺ汁」
名産品である里芋のとろみを活かした汁物で、鶏肉や根菜類、油揚げにきのこなどを煮込み、上にいくらをあしらっています。地域によっては鮭を入れるところもあり、元は冠婚葬祭のごちそうでしたが、いまでは家庭料理として定着。のっぺい汁とも呼ばれ、正月やお盆にも食べられる新潟の郷土料理です。
19. 魯山人が考案した「わっぱ飯」
杉を薄く削いだ板を曲げて作った容器のことをわっぱと呼び、昔はおもに弁当箱として使われていました。1950年代に新潟市の料理店が、薄味のだしで炊いたご飯をわっぱに入れ、魚介をのせて蒸した料理を出したことがはじまりで、鮭やいくら、カニなどがのった豪華さとおいしさが評判です。
20. 馬のわらじ「栃尾の油揚げ」
四方を山に囲まれた長岡市栃尾は、清らかな水と肥沃な土地で栽培される大豆の産地としても有名です。その大豆で作られる栃尾の油揚げは、長さが20cmもある大きな油揚げとして知られます。ふっくらとやわらかく2度揚げされ、大豆の香りが口のなかいっぱいに広がるおいしさは絶品と評判ですよ。
一度は食べてみたい新潟の郷土料理♪
新潟伝統の郷土料理には、近隣県と同じようなものも少なくありません。お隣りなので地理的なものや自然環境、気候風土が似ているせいでもありますが、新潟らしい具材や調理法など、どれも新潟独自の郷土料理ばかりです。
すでに全国的に知られた郷土料理から、こんなものまであるんだ、と思うような珍しいものまで紹介しましたが、あなたはどの料理がお好きでしょうか。新潟を訪れる機会がありましたら、ぜひ一度は味わってみてくださいね♪
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