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サニードルチェ
サニードルチェは、「バラディ」と「ルビー・オクヤマ」の交配により、山梨県で誕生した品種で、2009年に品種登録されたまだ新しいぶどうです。実は楕円形で、シャキシャキとした歯切れのいい食感が楽しめます。皮は薄いため、皮ごと食べても気にならないほど。食感もそうですが、味もさっぱりとさわやかなぶどうです。
新しい品種のため、栽培規模は小さく、山梨県で生産されています。
新しい品種のため、栽培規模は小さく、山梨県で生産されています。
ゴルビー
ゴルビーは「レッドクイーン」と「伊豆錦3号」の交配により、山梨県で誕生した品種です。この名前は、旧ソビエト連邦のゴルバチョフ書記長の愛称が由来とされています。誕生当時活躍していたことや、丸みのあるフォルムがゴルバチョフを思わせることからつけられたそうです。
実は大粒で、果肉は硬さがあり甘みが強いのが特徴。全国的に多く流通していない希少種で、主に山形県で生産されています。
実は大粒で、果肉は硬さがあり甘みが強いのが特徴。全国的に多く流通していない希少種で、主に山形県で生産されています。
竜宝
竜宝は、「ゴールデンマスカット4X」と「クロシオ」の交雑で誕生した品種で、「紅瑞宝(井川665号)」、「紅富士(井川667号)」の兄弟品種とされています。皮、果肉ともにやわらかいのが特徴で、そのせいもあって脱粒しやすく、全国的に流通するのはむずかしい品種です。
主に滋賀県や宮崎県で生産されているので、現地まで行けば直売所などで求めることができるでしょう。
主に滋賀県や宮崎県で生産されているので、現地まで行けば直売所などで求めることができるでしょう。
紅伊豆(べにいず)
紅伊豆は、「紅富士」の枝変わりで誕生した品種です。上で紹介した「竜宝」とも関わり深い品種ですね。実はかなり大粒で、皮は厚めですが皮離れしやすくつるんと剥けます。酸味はほとんどなく、糖度は20度近いためかなり甘さを感じられるぶどうです。
主に岩手県、山梨県で生産されており、8月下旬から9月中旬にかけてのやや短い期間が旬にあたります。
主に岩手県、山梨県で生産されており、8月下旬から9月中旬にかけてのやや短い期間が旬にあたります。
シナノスマイル
シナノスマイルは、「高墨」の自然交雑種の品種で、長野県で誕生しました。巨峰の流れをくむため、実はかなり大粒で、皮は厚め。果肉はやや硬めですが、ジューシーな果汁を楽しめます。糖度も高く、甘さのあるぶどうです。
現在は主に宮崎県で生産されており、旬は8月下旬から9月中旬まで。
現在は主に宮崎県で生産されており、旬は8月下旬から9月中旬まで。
甲斐路(かいじ)
甲斐路(かいじ)は、「フレームトーケー」と「ネオ・マスカット」の交配により、山梨県で誕生した品種です。赤紫色の皮の赤系ぶどうの一種ではありますが、「赤いマスカット」と呼ばれるほどマスカットのような香りの強い品種で、強い甘みを持っています。果汁の多いやわらかめの果肉で、皮ごと食べることも可能。
主な産地は山梨県で、9月中旬から10月中旬が旬の時期です。
主な産地は山梨県で、9月中旬から10月中旬が旬の時期です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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