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抹茶の鮮やかなグリーンと金箔が演出する上質感
今回ご紹介するのは、吉祥菓寮の「古都の葉重ね」。抹茶とチョコレートを使い、3つの層が織りなす見た目も美しいスイーツです。
パッケージを開けると抹茶がふわりと香り、抹茶の鮮やかなグリーンと3つの層が重なった美しさがぱっと目に入ります。使っている抹茶は、京都宇治の丸久小山園の宇治抹茶だけ。着色料不使用だから、この鮮やかなグリーンは抹茶本来の色合いなんです。その上にのせられた金箔がとてもいいアクセントになっていて、上質感を演出しています。
3つの層を織り成すのは上から順に、ジョコンド生地、生チョコ、ブラウニー。ジョコンドはスペイン産アーモンド最高級品種「マルコナ」を贅沢に使ったもの。とろける食感の生チョコとブラウニーには良質なクーベルチュールチョコを使っています。
抹茶を使った3つの層が織り成すバランスのよい甘さ
いただいてみるとまず感じるのが濃厚な抹茶の味。ジョコンドが口の中でほどけ、抹茶のほろ苦さがふわっと広がります。そして生チョコとガナッシュの甘さが混ざりあい、ちょうどよいバランスの甘さに変化します。
実際、生チョコだけをかじってみると、ほんの少し重たい感じの甘さを感じるのですが、ジョコンド生地、生チョコ、ブラウニーが見事なバランスで3層になっていて、これらが口の中で上手に混ざり合うことで、重さも感じず、とても上品な味わいになっています。
そして、ふんわりとしたジョコンド、なめらかな生チョコ、少し固めのガナッシュという3つの食感が同時に味わえるのもまた楽しく、あっという間に食べきってしまいます。
二口三口ぐらいで食べ切れてしまうような、食べやすい大きさでありながら、おいしさがぎゅっと詰まっている感じで、しっかりとした食べごたえがあります。
抹茶のグリーンの3層が美しく、金粉があしらわれていることで上品さも兼ね備えた「古都の葉重ね」。黒を基調としたシンプルなパッケージもいいですね。抹茶好きはもちろん、大人向けのちょっとした手土産としてもおすすめです。
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