ライター : dressing

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行列のできるスープカレー店が、満を持してルゥカレーの新店をオープン!

言わずと名前の知れたカレーの聖地・下北沢。この街には欧風カレーからスパイスカレー、インドカレーなど、さまざまなカレー店が点在している。毎年秋口には年に1度のカレーの祭典である「下北沢カレーフェスティバル」が開催され、街が活気づく。地方発の有名カレー店なども下北沢を出店場所に選び、その勢いは衰えることを知らない。
そんなカレーの激戦区である下北沢に2017年12月19日、新たなカレー店『三日月カリィ サムライ.』が登場した。『三日月カリィ サムライ.』は札幌発のカレー専門店。今や下北沢で行列の絶えないスープカレーの専門店『ロジウラカリィ サムライ.』や『スパイスラーメン 点と線.』などの姉妹店だ。 これまではスープカレーで名を馳せてきた『サムライ.』だが、カレー作りの技術や店主の家族が育てる食材を活かし、独自の「ルゥ」を使用したカレーを提供している。

スパイスはもちろん、店主の家族が愛情たっぷりで育てる野菜や米にもこだわりが

カフェのようにおだやかな空気が流れる店内には、カルダモンやコリアンダーなど、スパイスの奥行きのある香りが漂う。 カレーのルゥには14種類独自のブレンドで配合したスパイスを使用。トッピングにふんだんに盛りつけられる野菜は北海道士別市・名寄市を中心とした情熱溢れる契約農家から仕入れる。また、オーナーの家族が育てているという大豆はぷりぷりとした大豆本来の食感とおいしさが感じられる。 さらに、カレーには欠かせない米もオーナーの家族が丹精込めて育てた「きらら397」だ。大切に育てられた米は収穫後、もみ殻のまま保存されるため乾燥から守られ、いつでも新鮮な状態で提供することができるという。

コク深いルゥのうまみが五臓六腑に染みわたる「濃厚バターチキンカリィ」

人気メニューの「濃厚バターチキンカリィ」(写真上)。鶏ガラと香味野菜から取る濃厚なスープに北海道産大豆ユキホマレとトマトベースのスープを加えた、コク深いカレーだ。ごろっと大ぶりな鶏肉は、スパイスなどの下味に漬けたものを1日寝かせて味を染み込ませ、香ばしく焼き上げてからルゥと合わせる。スパイシーでありながらも、その奥に野菜の甘みとスープのうまみを存分に感じられる。 付け合わせにはマスタード入りのキャロットラペ、ピーマンの塩昆布和え、クミン入りのアーリーレッドのアチャール、ピクルス、フライドオニオン、カシューナッツが散りばめられており、一皿でリズミカルにさまざまな食感を楽しめるのもうれしい。
「赤ワイン仕立てのラムカリィ」(写真上)は、ラム肉と香味野菜に赤ワインを加え圧力をかけて煮込んだものに野菜のペースト、スパイスを加えて仕上げる。水を一切使わずに作り上げたカレーは、赤ワインのコクと酸味、野菜の濃厚な味わいが見事に調和した大人の味わいだ。

ザンギやじゃがバターなど、北海道発ならではのトッピングは食べごたえ抜群!

カレーに自分好みのトッピングができるのもうれしい。姉妹店『ロジウラカリィ サムライ』でも一番人気のトッピングであるザンギ(鶏の唐揚げ)だ。ニンニク生姜で下味をつけて寝かせた鶏肉を注文が入ってから調理し、揚げたてが皿にのる。 もうひとつのおすすめはサクサクブロッコリー。ひと口大のブロッコリーにガーリックパウダーをまぶして揚げた一品は、茹でたり素揚げしたブロッコリーとはまた違ったおいしさだ。 他にも焦がしチーズやじゃがバター、温玉などのトッピングも用意しているので、自分好みの組み合わせを見つけてみよう。
カレーを堪能したあとは、食後のコーヒーでひと息つきたいところ。同店では北海道のコーヒーの代名詞でもある『MORIHICO』(モリヒコ)で焙煎したSAMURAI.オリジナルブレンドを提供。注文ごとに1杯ずつネルドリップで淹れてくれるコーヒーで、食後の幸福感がさらに増すこと請け合いだ。 ルゥカレーの『三日月カリィ サムライ.』の登場で、カレーの街・下北沢がますます面白くなる兆し。オープンからまだ間もないが、行列ができる日もそう遠くないはず。カレー好きなら早めに足を運んでみよう。 【メニュー】 スパイシーチキンカリィ 1,100円 濃厚バターチキンカリィ 1,250円 赤ワイン仕立てのラムカリィ 1,350円 侍・ザンギ 200円 サクサクブロッコリー 200円 SAMURAIオリジナルブレンドコーヒー 500円 ※価格は税込

Mikazuki Curry SAMURAI.(ミカヅキカリィ サムライ)下北沢店

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