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IH炊飯器
IH炊飯器は、電磁力を利用して内窯を温め、全体的に熱を送って炊飯します。全体に均一熱が回るので、炊き上がりにムラがでないのが特徴です。3合以上のお米は少し味に変化が出てしまうので、3合以下のお米を炊く場合にオススメします。価格は、マイコン炊飯器ほど安くはありませんが、1万円代から購入できるものが多くあります。
圧力IH炊飯器
圧力IH炊飯器はお米の芯まで熱を通すので、お米の甘みが引き出されるのがこの圧力IH炊飯器の特徴です。「圧力弁」というものが内蓋についていて、圧力鍋のように密閉して圧をかけます。炊飯器内の温度が100度以上になることで、芯まで熱が通る仕組み。価格はさまざまですが、おいしいお米を追求するなら3種類のなかではイチオシです。
仕上がりに差がつく内釜の素材
鉄釜
鉄窯は熱が通りやすいので、圧力IH炊飯器のように高火力の加熱方法と相性がよいとされています。短時間で熱を加えるので、お米の旨味を閉じ込めるだけでなく、栄養素も逃げにくいのが特徴です。鉄窯のなかでも低価格のものはコーティングがはがれやすかったりするので、できれば質のいいものをチョイスしてくださいね。
土鍋釜
炊飯器には保温機能がついているものがほとんどですが、この保温機能をよく使う方にオススメなのが「土鍋釜」です。土鍋は、ゆっくりゆっくり温度を上げていきます。お米にもじっくり熱が伝わるので、甘みや粘りのある仕上がりになるのが特徴です。ゆっくり熱が上がり、冷めるのもゆっくり。なので保温にかかる電気代が少なく済むということになりますね。おこげができるのも土鍋釜のいいところです♪
炭釜
炭釜のいいところは、比較的お手頃な値段でおいしいお米が炊けること。熱伝導率がいいので、お米がふっくら甘く仕上がります。ただ、炊けるまでに時間がかかるのも特徴のひとつなので、早く炊きたい方にはあまり向かないかもしれません。土鍋釜と炭釜は衝撃に弱いので、洗い物をするときなどは気を付けてくださいね。
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