ライター : dressing

個性派ぞろいの絶品餃子!

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
伝統ある名店からB級グルメまでずらりと軒を連ねる食の激戦区、浅草。実は隠れた「餃子スポット」でもある。 ツウが愛する町中華に、珍しいブラジル餃子が味わえる店、さらに老舗の“握りたて餃子”まで!? 芸能界唯一の"餃子研究”芸人として活動し、大の餃子マニアでもあるクック井上。さんが個性派ぞろいの絶品餃子が食べられる店として太鼓判を押す、浅草にある注目店を3店まとめてご紹介!

愛されて50年。職人技が光る老舗の王道餃子

創業54年目を迎える、西浅草の問屋街・かっぱ橋道具街の老舗中華料理店『十八番』。テレビに登場することも少なくないが、気取らない雰囲気が魅力的な店だ。
シンプルで焼き色が美しい餃子につつまれているのは、野菜が多めでしっかりとした餡。口にいれたとたんに軽く溶けるような食感をつくる決め手は、ラードなのだそう。 合わせる酒は、キュウリ入り焼酎の「かっぱばしわり」。香りを楽しんだら、キュウリはお酒と一緒についてくる胡麻だれの小鉢に取り出してつまめる心憎い1杯だ。 他にも常連なら絶対食べるという「ニラソバ」もお忘れなく!

店舗情報

十八番 住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草2-18-7 電話番号:03-3844-0108

シュラスコのお店で食べられる、ブラジルの揚げ餃子!

つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分にある『Que bom!(キボン)』は、塊肉を豪快にテーブルで切り落として食べるシュラスコの店だ。
この店で食べられるのがブラジルの揚げ餃子「パステウ」(写真上)。四角くこんがりきつね色に揚げられたパステウの中には、牛挽き肉と細かくしたゆで卵、パセリがはいっていて、オリーブと塩コショウだけでシンプルに味をつけるのが定番。サクッとしたパイ生地のような生地が絶品で、ブラジルのカクテルにもピッタリ。 ちなみに、中身には決まりが無いそうで、ときにはハムやチーズ、甘いものを入れてスイーツ感覚で食べることも。 「パステウ」を含め、ブラジルのお惣菜やサラダが70種類以上あり、シュラスコと共にお腹いっぱい食べられる。

店舗情報

Que bom!(キボン) 住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草2-15-13 B1 電話番号:050-3462-1686

店名に偽りなし!創業60年、3代目に引き継がれた餃子の味

地下鉄・浅草駅から徒歩5分の『餃子の王さま』は、1954年創業の老舗で、現在は3代目が切り盛りしている。
浅草で最初に焼き餃子を始めた店とも言われ、注文を受けてから餃子を「握って」生のまま焼き上げるというスタイルは、創業時から変わらない。定番の「王さまの餃子」は、野菜を手切りで刻んだ餡を伸びのよい皮で包み、しっかり握って短時間で焼き上げる。焼き目がカリッパリッ、餡はほろほろのコントラストがたまらない至福の逸品だ。
「肉餃子」や「湯餃子」(写真上)なども秀逸だ。
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