9. 岩切美巧堂「薩摩錫器 切子グラス」

360年の歴史を誇る薩摩錫器は鹿児島県の伝統工芸品として知られ、その伝統を受け継ぐ老舗の岩切美巧堂が作る薩摩錫器がすばらしいと評判です。容量120mlの切子模様の入った酒器で少し大きめですが、常温のお酒を飲むのには手頃な大きさ。軽快な本醸造酒やフルーティーな香りの大吟醸系のお酒をおすすめします。

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10. 栗久「大館曲げわっぱ ぐい飲み2個」

天然の秋田杉の薄板を曲げて作る、フタつきの弁当箱やおひつなどで知られる大館曲げわっぱ。伝統工芸士が代表を務める栗久(くりきゅう)は数々のグッドデザイン賞を受賞したことでも有名で、木の温もりと使い込むほどに味わいの出るぐい飲みが評判です。普通のお酒を注いでも、樽酒のような木の香りを楽しめると人気になっています。

11. 山田平安堂「漆器 金雲盃 朱・黒」

宮内庁御用達の漆器店として自他ともに認める東京代官山の山田平安堂。こちらが扱う漆塗りの器は正月や晴れの日に用いられる高級品ばかりで、口当たりのよさにも定評があります。 天然木を削り出して漆塗りし、雲をかたどって本金箔を貼った豪華な酒杯も評判のひと品です。画像左の市松のぐい飲みも同じく人気で、こんな素敵な酒器なら、なにを飲んでもおいしいに決まっていますね♪

12. 我戸幹男商店「透華=TOHKA 猪口シリーズ」

我戸幹男商店は加賀の山中温泉で木工所として起業し、いまでは漆器の木地にこだわったデザイン性の高い商品を製作している創業110年の老舗店です。向こうが透けて見えるくらいに薄く挽いた木の猪口は、木目が美しくたいへん軽くて5種類の独創的な形があります。 木の温もりを感じる口当たりの猪口にはやはり燗酒が最適ですね。ライトテイストで辛口の本醸造酒やコクのある純米酒をおすすめします。

自分にぴったりの酒器をみつけよう♪

ワインのように日本酒も原料や産地、製造法などで微妙に味が違い、酒器によっても味わいが変わるものです。 だからといって杓子定規にこの器にはこのお酒だとこだわる必要はありませんよ。まずはあなたのお好みの酒器を見つけて、それに合うお酒を探すようにしましょう。必ずあなたにぴったりなお酒と器のベストマッチが見つかるはずです♪
▼日本酒をもっと楽しむために♪
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