2.高野豆腐とかぼちゃの炊いたん

お出汁を存分に吸った高野豆腐と、ほっくりと炊き上がった「高野豆腐とかぼちゃの炊いたん」。 高野豆腐を噛みしめれば、かぼちゃの旨味が溶け出した煮汁がじわじわ溢れ出します。ほくほくのかぼちゃはまさに秋冬の味。やさしい食感と味わいに癒され、笑顔になれそうなひと品です。

3.キノコ入り おからの炊いたん

おからも京都ではよく食べられるおばんざいのひとつ。じっくり炊き上げることで、干し椎茸やしめじなど、キノコの旨味がたっぷり染み出したお汁をおからが吸ってくれます。 にんじんやさやいんげんも入って、彩も豊か。しっとりしたおからの中に、えのきのシャキシャキ感が楽しいひと品です。

4.白菜と厚揚げの炊いたん

寒い季節に旬を迎える白菜は、厚揚げと一緒に炊くのがおすすめです。白菜からで染み出す甘味はお出汁に溶け出して、厚揚げにしみ込みます。薄めの味でもじんわりと旨味を感じるのは、まさに和食の神髄ですよね。 すりおろしの生姜を効かせたお出汁で、寒い日も体をポカポカにしてくれますよ。

5.イカと里芋の炊いたん

こちらの「炊いたん」は、和風出汁だけでなくイカから出る魚介の旨味が里芋に染み込んだ一品。日本酒や焼酎のお供にも合いそうですね。 イカはさっと湯通しした後、生姜を加えたお出汁で炊くので、臭みを抑えておいしく仕上げられますよ。ぷりっとしたイカとねっとりした里芋の食感のコントラストも楽しいひと品です。
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「炊いたん」をじっくり味わおう

いかがだったでしょうか?「炊いたん」について、語源や詳しい調理法をお教えしました。「炊く」と「煮る」の違いがわかると、「炊いたん」がどんな料理なのかイメージが湧きますね。じっくりとお出汁を含ませる「炊いたん」はまさに和食の基本とも言えます。 旨味の多い、冬のお野菜やキノコの美味しさを更に引き立てる「炊いたん」、ぜひご家庭のレパートリーに取り入れてみてくださいね。きっとみんなが笑顔になる食卓になりますよ。
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