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酒屋での角打ちルール
角打ちを楽しむには、ルールを知っておくことが大切です。まず、すべての酒屋で角打ちを行なっているわけではありません。角打ちができるお店は店頭ではわからないこともあります。角打ちをしてみたいと思ったら、酒屋の店主に尋ねてみましょう。
次に、酒屋は酒を売るのが商売でありますから、酒を買ってくれる人はお客さん。しかし、居酒屋ではありませんから、買ったお酒をそこで飲んでいるお客さんにサービスをする義務はありません。酒屋の角で角打ちをする際にはサービスを求めてはいけません。店主とのコミュニケーションの場と捉えるのがマナーであり、ルールです。
地域によって異なる呼び方
最近では、関東でも「角打ち」という呼び方が定着してきていますが、関西や東北では立ち飲みを「角打ち」というところは少ないのが現状です。
関西では酒屋での立ち飲みは「立ち呑み」、立ち飲み屋で飲むことを「立ち飲み」と、表記します。また、東北では升の中にグラスを置いて、一升瓶から、グラスになみなみとお酒を注ぐスタイルを「もっきり」と呼びます。
現代の「角打ち」
前述では、酒屋の立ち飲みを「角打ち」としましたが、時代の流れとともに、「角打ち」の概念も変化してきています。現在、酒屋での立ち飲みだけでなく、飲み屋での立ち飲みも「角打ち」と呼ぶお店も出てきているようです。繁華街には、「角打ちバル」や「ネオ角打ち」と呼ばれるおしゃれな飲み屋が増えているのも現状です。
東京で角打ちがたのしめるおすすめ店
昔の「角打ち」のイメージから、若い人も女性もみんなが楽しめるように、オシャレな角打ちを楽しめるお店が増えています。女性同士や仕事帰りに一人で、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょう?
1. 門前仲町「折原商店」(おりはらしょうてん)
東西線門前仲町駅から徒歩1分、154mのところにある「折原商店」。木を基調とした温かみのある店構えが特徴です。昔ながらのレトロな雰囲気もよいですね。駅から徒歩1分というアクセスのよさもあり、会社帰りに角打ちを楽しむ方も多く見られます。
入り口が開放されているため、入りやすい「折原商店」。お客さんの半分くらいはお一人様だそうですよ。相席なので、仲良く談笑し始める人も多く、たのしい交流がはかれそうですね。かつては角打ちというと男性が多いイメージでしたが、最近では女性客も多く、なごやかな雰囲気が漂っています。
オススメメニュー
ここでは、じっくりことこと煮込まれた玉こんにゃくが頂けるよう。弾力のある食感と、醤油ベースの味付けにお酒がよく進みます。
卵やこんにゃくなど種類豊富なおでん各種もおすすめです。冬場は特においしいですが、夏場もぜひお試しあれ!お酒のプロが厳選した日本酒との相性も抜群です。
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