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ドアポケットでは保存しない
卵のための場所なのに何で?と思われる方も多いかもしれませんが、ドアポケットでの保管は正直あまりおすすめできません。
冷蔵庫の扉を開閉する際、振動が加わり、卵にひびが入ってしまう可能性があるからです。また、扉付近は冷蔵庫の奥と比べると温度変化も激しくなります。これらは菌が繁殖する原因にもなりうるため、ドアポケットでの保管はやめておきましょう。
卵専用フォルダーは利用しないで!
卵入れがドアポケット付近にある場合は、扉の開閉によって温度変化が起こりやすいことや、衝撃により殻にひびが入りやすいとお伝えしました。
しかし、卵入れがドアポケット付近以外のところにある場合も、卵専用フォルダを使うことはあまりおすすめできません。と言うのも、卵専用フォルダを利用する場合、おのずと卵をパックから出さなければならず、卵がむき出しの状態になってしまうからです。
そうなると、衝撃を受けやすくなったり、気孔から細菌が侵入しやすくなってしまいます。卵は、購入してきたパックに入れた状態で保存するようにしましょう。
卵の尖った方は下にして保存
卵をより長持ちさせる保存方法としては、とがった方を下に向けて保存することが大切です。
卵には、気屋と呼ばれる呼吸するための部屋があります。古くなり黄身が浮かんでしまっても、この気屋の存在によって、黄身と殻が当たらないため、長持ちさせられるのです。
また、卵には、1万個以上の小さな気孔があります。この気孔は外の空気を吸収しているため、ニオイの強いもののそばに保管しておくのはやめましょう。
また冷蔵保存する際、まれに水で洗ってから保存する方もいるようですが、洗い流した際の水が気孔から卵の内部に入り込み、細菌を繁殖させてしまう原因にもなります。卵は洗わずに、あくまでも買ってきた状態のまま冷蔵庫で保存しましょう。
新鮮な卵を選ぶには?
卵の保存方法についてご紹介しました。ですが、いくら適切な方法で保存しても、購入してきた時点で新鮮でなければ、きちんと保存しても意味がありません。次に、新鮮な卵の選び方をご紹介します。
表面がザラザラしているもの
意外と思われる方も多いかもしれませんが、卵は表面がツルツルしているものよりも、ザラザラしているものの方が新鮮です。実際に触れない場合は、パックの上から表面の状態をチェックしてみましょう。
表面がぴかぴかと光沢がある場合は、古くなっている可能性があります。よりマットなものを選ぶようにしましょう。
少し透明がかっているもの
卵を照明などに充てた際、透明がかっており、中がうっすらと見えるようなものは新鮮な証とされています。スーパーなどで販売されている卵はある程度の個数をまとめてパッケージされているため、ひとつひとつの卵を透かして見ることは難しいかもしれませんが、ぜひ購入時の参考にしてみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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