おすすめのフルボディワイン

それでは、「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」の意味が分かったところで、次におすすめのフルボディワインをいくつかご紹介します。どれもインターネットで購入が可能ですよ。

アマリエ ナーエ・ドルンフェルダー(フルーティー系)

ドイツ産のワインで女性に人気の甘めの赤ワインです。ファルツのクロスター醸造所がナーエ地方で作っているもので、程よい酸味と優しい甘みが見事に調和したフルーティな味が特徴です。 渋みが少ないため、普段ワインを飲まない方でも芳醇な果実味を楽しめることでしょう。甘い赤ワインはなかなかないので、ぜひ試してみてくださいね。軽やかで飲みやすいため、飲み過ぎには注意です。オシャレなボトルには赤いハートがあしらわれているので、贈り物としてもおすすめですよ。

オーロラ・レセルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン(濃厚系)

ブラジル産の濃厚樽熟カベルネです。紫色をおびた濃い赤紫色をした赤ワインで、赤いバラを連想させる神秘的な色合いが特徴です。 プラムのような熟した果実のような香りとハーブの香りが混じりあい、女性好みの華やかな香りに。ウッディなスパイスと豊かな光沢と柔らかなタンニン、ボリュームのある豊かな旨味が感じられます。こってりとしたお肉料理と相性抜群の濃厚系ワインです。

ヴァケラス(スパイシー系)

コンクリートタンクで熟成されたインクのような濃い色の赤ワイン、ヴァケラス。フランス産のこのワインは、煮詰めた甘いジャムや胡椒のようなスパイシーな香りに、豊かな果実味を持っています。 濾過も清澄もせずに樽から直接ボトリングされており、質の良いタンニンとたっぷりのボリュームを持っているのだとか。スパイシーな味わいだけでなく、豪華で甘やかな香りも兼ね備えた個性的なワインです。複雑で豊かな味をお好みの方はぜひお試しください。

ちなみに、フルボディのワインに合う料理って?

どっしりとしたフルボディの赤ワインにはどのような料理が合うのでしょうか。それはずばり、「こってりとしたお肉料理」です。 なかでも、牛ほほ肉の赤ワイン煮や牛ヒレステーキなどの牛肉料理、グリルしたラムチョップ、フォアグラのソテー、鴨肉やレバーのパテ、ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなどのブルーチーズなどがとても合うそうです。 とはいえそのような食材があまり手に入らないという方は、手軽なものだとイワシやサバの缶詰、ビーフシチュー、牛肉のステーキと合わせてみてはいかがでしょうか。 「お肉料理だから赤ワイン、お魚料理だから白ワイン」と決めつけてしまうと料理とワインの味を損ないかねませんが、一般的にはそのように言われていますよね。というのも、繊細な魚に赤ワインを合わせてしまうと魚の味が感じられなくなってしまうことがあるからです。 ただし、リッチで濃厚な味付けの魚料理であればスパイシーなフルボディでも合うこともあるので、臨機応変にお料理の味をより引き立たせてくれるワインを選ぶようにしましょう。

これであなたのワイン通!

今までなんとなく飲んでいたワインも、ラベルに書いてある「ボディ」を見ることによって味の想像ができるようになりましたね。ワインと一言で言っても作っている国も様々であれば使っているブドウの種類や製造方法も様々です。 同じフルボディでも銘柄によって異なる香りや味わいを楽しむことができるのもワインの醍醐味の一つ。いろんなワインを飲み比べて、あなたにぴったりのワインを見つけてみませんか?
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