規則正しい生活

人間の体は体内時計に合わせて、一日の中で自律神経やホルモンの分泌が変化します。生活リズムが崩れると、体内の機能が乱れ、免疫力が低下することに。

風邪を予防するためには、特定の食品に頼ったりするよりも、規則正しい生活が基本になります。特に食事を規則正しくとることと、毎日良質な睡眠時間を確保することが重要です。(※4,5)

規則正しい食習慣

一日3食食べることを意識し、なるべく毎日同じ時間に食事を摂とるようにしましょう。

また、栄養バランスの良い食事をとることも大切です。毎食、ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜のおかずである副菜をそろえて食べると、必要な栄養がバランスよくとれますよ。野菜には、のどや鼻の粘膜を保護するビタミンA 、免疫力を維持するビタミンCやビタミンEが含まれます。(※5)

良質な睡眠を心がける

睡眠不足であるほど免疫力が低下すること、また睡眠の質が良い人ほど風邪の発症率が低いことがわかっています。

不規則な生活を続け睡眠不足が続くと、疲労が取れずに溜まっていき、体の抵抗力が落ちて風邪を引きやすくなるのです。規則正しい生活によって睡眠時間をしっかり確保し、良質な睡眠がとれるようにしましょう。(※4,6)

風邪をひいたときにおすすめのレシピ5選

1. 手羽元と大根のほろほろ味噌煮

Photo by macaroni

やわらかい手羽元と大根に染みた味噌味で、食がすすむひと品。たっぷり入れる生姜とにんにくには、消化を促進させたり、新陳代謝を促し体を温める働きがあります。体温を上げることで免疫力が高まるため、風邪のひきはじめにおすすめです。(※7,8,9)

2. 鮭雑炊

風邪をひいて体温が上がると、エネルギーの消費量が多くなります。胃にやさしくエネルギーがとれる雑炊は、風邪のときにおすすめのメニュー。

こちらはたんぱく質が豊富な、鮭と卵で作る雑炊です。ウィルスが体に入り風邪をひくと、ウィルスに抵抗する抗体を作るために、たんぱく質が必要となります。(※10,11)

3. きのこおろしうどん

Photo by macaroni

とろとろつゆで、体が温まりそうなひと品。大根おろしにはさまざまな消化酵素が含まれていて、そのひとつがアミラーゼ。うどんのでんぷんを分解するサポートになります。風邪のときは消化の良い食事で、しっかりと内臓を休めましょう。(※10,12)
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