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うるち米とは?記事のまとめ
- うるち米とは、日本でもっとも多く食べられている “米の種類” のこと
- 日本の米は、主に「うるち米」と「もち米」の2種類に分けられる
- うるち米は餅米よりも粘度が少なく、ひと粒一粒がふっくらとしている
うるち米とは、日本で一般的に食べられている米の種類のこと
うるち米は、普段私たちが食べているお米の種類を指します。日本のお米は「うるち米」と「もち米」の2種類に大別されており、日本でもっとも多く栽培・消費されているのがうるち米です。
お米には「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「あきたこまち」などがありますが、これらはすべてうるち米の銘柄、うるち米の品種のこと。漢字では「粳米」と書き、うるち米を加工した粉は「上新粉」、もち米の粉は「白玉粉」と呼ばれます。
お米には「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「あきたこまち」などがありますが、これらはすべてうるち米の銘柄、うるち米の品種のこと。漢字では「粳米」と書き、うるち米を加工した粉は「上新粉」、もち米の粉は「白玉粉」と呼ばれます。
うるち米の語源
うるち米の語源は諸説あります。
有力とされているのが、サンスクリット語が由来という説。米の原産国のひとつはインドだといわれていますが、インド最古の古典には稲のことがサンスクリット語で「vrihi(ウリヒ)」と書かれています。それが日本に伝わり「うるち米」の語源になったという説です。
ほかには、収穫した米の外側の殻を取り除く作業「打ち米(うちまい)」が「うるち」になったという説もありますよ。
有力とされているのが、サンスクリット語が由来という説。米の原産国のひとつはインドだといわれていますが、インド最古の古典には稲のことがサンスクリット語で「vrihi(ウリヒ)」と書かれています。それが日本に伝わり「うるち米」の語源になったという説です。
ほかには、収穫した米の外側の殻を取り除く作業「打ち米(うちまい)」が「うるち」になったという説もありますよ。
「うるち米」と「もち米」の違い
| 種類 | うるち米 | もち米 |
|---|---|---|
| 成分 | アミロペクチンが約8割、アミロースが約2割 | ほぼ100%アミロペクチン |
| 味わいや食感 | 粘り気は少なく、粒がふんわりとしている | 粘度が高く、強い粘りがある |
| 用途 | ごはん、丼物、炒めものなど | 餅、和菓子、酒造用など |
うるち米ともち米の大きな違いは「成分」です。もち米は炊くと粘りが出る「アミロペクチン」という成分がほぼ100%なのに対し、うるち米はアミロペクチンが8割ほど、アミロースが2割ほどで構成されています。
そのためもち米は粘度が強く、主にお餅や和菓子作りに使われるのが特徴。一方うるち米はもち米と比べると粘り気が少なくふんわりとした食感で、日常の食卓に、また丼やチャーハンなど幅広く使われます。
そのためもち米は粘度が強く、主にお餅や和菓子作りに使われるのが特徴。一方うるち米はもち米と比べると粘り気が少なくふんわりとした食感で、日常の食卓に、また丼やチャーハンなど幅広く使われます。
「うるち米」と「白米」「玄米」の違い
ポイント
- 「白米」「玄米」は、精米の段階を指す言葉
- うるち米を精米したものが「白米」、うるち米を精米する前のものが「玄米」
- ただし、もち米にも玄米と白米がある
うるち米はお米の種類を指すのに対し、「白米」「玄米」は精米の段階を指します。
うるち米の稲を収穫して「籾(もみ)」という殻付きのお米の状態にしたら、籾すりをすると「玄米」に、さらに精米をすると「白米」になります。つまり、うるち米を精米したものは「白米」、うるち米を精米する前のものは「玄米」ということ。
ただし、もち米にも白米と玄米はあるのがポイントです。もち米の玄米は「もち米玄米」「もち玄米」などと呼ばれますよ。
うるち米の稲を収穫して「籾(もみ)」という殻付きのお米の状態にしたら、籾すりをすると「玄米」に、さらに精米をすると「白米」になります。つまり、うるち米を精米したものは「白米」、うるち米を精米する前のものは「玄米」ということ。
ただし、もち米にも白米と玄米はあるのがポイントです。もち米の玄米は「もち米玄米」「もち玄米」などと呼ばれますよ。
うるち米に関するよくある質問
うるち米でお餅は作れる?
うるち米でもお餅は作れますが、粘度が低いため一般的なお餅とは異なる固めの食感になります。
うるち米ともち米以外にもお米の種類はあるの?
うるち米ともち米以外には、「酒米」という種類があります。酒米は主に日本酒作りに使われるのが特徴です。
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