作用:目や皮膚の健康維持、風邪対策

オクラの新芽には、βカロテンが豊富です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、目や皮膚の粘膜の保護に役立ちます。また、粘膜の抵抗力を高めてウイルスを体内へ入らないようにするため、風邪対策につながります。(※4,14)

食べ方

種ガラを取り除き、根を切り落とします。水で洗ったら、サッとゆで、水気をきってから調理に使用します。出汁と合わせ、お浸しや和え物などにおすすめです。

7. オカワカメ(雲南百薬)

オカワカメはつるむらさきの仲間で、気温や湿度が高い場所で成長します。つる性多年草の植物で、葉は厚みがあり、つるは支柱などに巻き付いて育ちます。つるは真っ直ぐすくすく伸びていくので、緑のカーテンとして暑さを防ぐために利用することも。

作用:骨や筋肉の健康維持

雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれ、「百薬」とつくほど栄養価が非常に高い野菜です。マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅などのミネラルのほか、ビタミンAや葉酸が豊富。

とくにオカワカメに多く含まれるマグネシウムは、カルシウムとともに骨を形成するほか、筋肉の収縮に関わる栄養素です。(※15)

食べ方

ワカメに似たコリコリした食感と粘り気があります。熱湯にサッと湯通ししてから、冷水にとり、適当な大きさに切って調理します。納豆と混ぜて和え物に、醤油を垂らしてごはんのお供に、卵焼きや味噌汁などの具材にもおすすめです。

根塊は山芋のように皮を剥いてからすりおろして「とろろ」にするほか、サラダとして食べるのもおすすめ。

8. 長芋(ながいも)

※画像はイメージです。
山芋のなかでも一番多く流通しているのが、長芋。色が白く、きめはやや粗め。アクが少なくシャキシャキした歯ごたえが特徴です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ