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日本酒学の入門編にぴったり!日本酒検定
日本酒に関する資格は、大きく分けると2つに分類されます。1つ目は日本酒のことをよりよく知って楽しみたいという消費者向けの資格。2つ目は日本酒を提供する際に役立つプロまたはプロを目指す方向けの資格です。まず最初に「日本酒についてこれから学んで行きたい!」という方にぴったりな消費者向け資格である「日本酒検定」について詳しくみて行くことにしましょう。
1.日本酒検定とは?
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が主催する「日本酒検定」は、消費者に「日本酒をもっと楽しんでいただく」ことを目的とした資格です。1級から5級まであり、出題分野は日本酒の歴史、文化、造り方、モラル・マナー、楽しみ方、雑学までと多岐にわたります。4・5級はインターネット上で24時間いつでもどこでも受検が可能なので気軽にチャレンジできるのもうれしいですね。
受験資格や難易度は?
日本酒検定の3~5級は20歳以上のすべての方が受験可能です。2級以上は日本酒検定3級合格者または唎酒師認定者…などの受験資格がありますので、詳しくは上記の日本酒検定のサイトをご確認ください。3~5級は正答率70%以上で合格とされていますが、2級以上は合格するための正答率が5%ずつ上がっていきますので、級が上がるにつれて難易度が高くなるといえるでしょう。
日本酒名人とは?
日本酒のあらゆることに精通し、後世へ適切に継承できる…と認められた日本酒検定1級合格者には、なんと「日本酒名人」の認定証書が発行されます。日本酒名人とは、何ともすてきな響き!日本酒検定にチャレンジするからには、目標にしたいタイトルですね♪
日本酒の提供や販売のプロ、日本酒ソムリエになるには?
次にご紹介するのは日本酒を提供または販売する方向けの資格です。この「日本酒ソムリエ」に当たる資格には、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の「唎酒師」と一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A)の「J.S.A. SAKE DIPLOMA」の2つがあります。それぞれの資格について、順にご紹介していきます。
2.唎酒師とは?
「唎酒師」は「日本酒の魅力を伝え、その価値を高められる、知識とスキルを身に付ける」ことを目的とした日本酒の提供・販売のプロ向け資格です。唎酒師の資格取得者は国内外合わせて5万人以上とされ、日本酒関連の資格の中でもっともポピュラーな資格といえるでしょう。日本酒検定と異なり、試験内容に日本酒のテイスティングも含まれます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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