ライター : 平松芽生(mei)

トラベル・グルメ系ライター/編集者/インフルエンサー

「東京最高の名物料理レストランウィーク2026」とは?

Photo by ダイナースクラブ

東京最高の名物料理レストランウィーク」は、レストランガイドブック『東京最高のレストラン』が手がける、東京発のレストランウィーク。

約110店舗の人気レストランが参加し、特別な名物メニューを通して“世界一の美食都市・東京”の魅力を体験できます。

2026年のテーマは、「過去・現在・未来を紡ぐ名物料理」。

江戸から明治・昭和初期の料理を再解釈した復刻メニュー、今の東京を象徴する名物料理、さらに未利用食材やヴィーガン、サステナブルを軸にした“未来の名物”まで、食を通して東京の時間軸をたどる内容が楽しめますよ。
イベント名江戸から未来の東京へ
東京最高の名物料理レストランウィーク2026
開催期間2026年1月19日(月)~2月17日(火)※30日間
予約受付2025年11月19日(水)から TableCheckで随時予約開始
(東京最高の名物料理レストランウィーク2026公式サイト内で受付)
対象レストラン東京都内の「東京最高の名物料理」認定レストラン 約110店

「東京最高の名物料理レストランウィーク」のポイント

  1. 今はなき伝説のレストランが復刻!
  2. 普段はシェフを支える料理人たちの考案するコースが体験可能
  3. レストランの「まかない体験」を通じて、料理人と身近なコミュニケーションがとれる
  4. 年齢制限があるレストランを家族で楽しめる「KIDS DAY」あり

江戸の味から未来のひと皿へ。「江戸料理」と「未来料理」を実食レポ

Photo by 平松芽生

江戸時代から400年以上にわたって育まれてきた、東京の食文化。

その歴史を“読む”のではなく、“食べて体験できる”イベントが「東京最高の名物料理レストランウィーク2026」です。

今回のテーマは「江戸から未来の東京へ!」。
開催に先がけてメディアを招待して行われた前夜祭では、江戸料理の復刻から、サステナブルな未来食まで、時代を超える名物料理が一堂に会しました。

ここからは、実際に試食して感じた東京の「過去」と「未来」をレポートします!

江戸料理に詰まった、庶民の知恵

Photo by 平松芽生

前夜祭でまず提供されたのは、江戸時代の食文化を今に伝える料理の数々。

江戸料理を手がけたのは、日本橋の江戸料理店「奈美路や(2026年1月時点では臨時休業中)」料理長の竹村さんと、「江戸前芝浜」店主の海原さん。竹村さんは現在「エドワンダーランド日光江戸村」で江戸料理を提供するなど、伝統の味を守り続けています。

江戸料理で印象的だったのは、どれも決して派手ではないのに、理にかなった滋味深いおいしさがあること!はじめて見る形と味にわくわくした料理を、詳しくご紹介していきます。

ほっとほどけるやさしさ「真鰯の鮓煮(すしに)」

Photo by 平松芽生

醤油やみりん、酒などで甘辛く炊きあげた真鰯は、箸を入れるとほろり。

おからと一緒に炊くことで、鰯の旨みと脂が全体に行き渡り、満足感のある仕上がりに。栄養とボリュームを考えた、江戸庶民の知恵が感じられるおかずです。

豆腐が主役だった時代のごちそう「豆腐の味噌漬け」、「八杯豆腐」

Photo by 平松芽生

豆腐の味噌漬け

Photo by 平松芽生

八杯豆腐
豆腐を江戸味噌に漬け込んだ「豆腐の味噌漬け」は、まるでクリームチーズのような食感とコク。一方「八杯豆腐」は、酒・醤油・水を合わせた出汁で煮た豆腐料理で、現代では鰹出汁を使い、より旨みを引き出しています。

江戸ベストセラーの豆腐料理レシピ本「豆腐百珍」にも掲載されているメニューは、豆腐が主役だった江戸の食卓を自然と想像できました。

薬として献上されていた「反本丸(へんぽんがん)」

Photo by 平松芽生

「反本丸」は、牛肉の味噌漬け料理。牛肉のやわらかい食感と、素材の味を丁寧に引き出した味わいで、お酒との相性も抜群。

派手さはなくても、心に残る──江戸の食文化の豊かさを感じさせてくれるお肉料理です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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