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最新スポットから王道まで!今のシンガポールを巡る最旬旅
絶えず進化を続ける国、シンガポール。現在は「シティ・イン・ネイチャー(自然の中の都市)」を掲げ、都市と緑が融合したかつてない姿へと変貌を遂げています。
森のような最新ホテルや没入型アトラクション、さらに伝統食をモダンに昇華した美食まで。定番だけでは終わらない、エネルギーに満ちた「今のシンガポール」を五感で堪能する旅をお届けします。
森のような最新ホテルや没入型アトラクション、さらに伝統食をモダンに昇華した美食まで。定番だけでは終わらない、エネルギーに満ちた「今のシンガポール」を五感で堪能する旅をお届けします。
ポイント
- 深夜便をフル活用した最新の旅スタイル(2泊4日のモデルコース)
- 伝統と革新が共鳴する「シンガポール・グルメ」の進化
- 「シティ・イン・ネイチャー」を体感する最旬スポット
深夜便を最大限に活用。スクートの羽田〜シンガポール線
シンガポールへの新しい選択肢として、LCCのスクート(Scoot)が羽田〜シンガポール線を開設しました。深夜便という利便性の高さから注目を集めているこの新路線を利用し、さっそく現地へ。
スクートはシンガポール航空グループのLCCで、成田、関西、札幌、那覇に続く国内5番目の就航地として、ついに羽田への乗り入れを果たしました。
セール時はなんと、片道15,000円台になることも!(燃油サーチャージは不要)
スクートはシンガポール航空グループのLCCで、成田、関西、札幌、那覇に続く国内5番目の就航地として、ついに羽田への乗り入れを果たしました。
セール時はなんと、片道15,000円台になることも!(燃油サーチャージは不要)
今回利用したのは、午前2時15分に羽田空港を出発するTR883便。仕事終わりでも余裕を持って空港へ向かえるこのスケジュールは、限られた休みを有効活用したい旅行者にとって大きなメリットです。
ボーイング787で過ごす機内
機材はワイドボディのボーイング787(ドリームライナー)。LCCでありながら大型機で運航されているため、機内は開放感があり、エコノミークラスでも比較的ゆったりとしたシートピッチが確保されていました。
ポイント
- 座席はゆったり。個人用モニターはなくシンプルな構成
- 深夜出発ということもあり、過剰なサービスがない分、到着まで眠ることに専念できる
- 機内食は事前購入がおすすめ
往路(羽田発)に予約した機内食
事前予約制の機内食は、往復で異なるメニューを注文。往路はマフィンやポテトチップスなどが詰まったスナックパック。
復路(現地発)に予約した機内食
機内食はラクサやナシレマッといったシンガポール伝統の味はもちろん、ローストチキンやビーフサーロインといった洋食、さらには牛丼や照り焼きチキンなどの和食まで幅広くラインナップ。
復路で注文した「シグネチャー・ラクサ」は、濃厚でクリーミーな味わい。添えられたパンダンリーフのシフォンケーキの甘い香りも相まって、機内にいながらシンガポールの余韻に浸ることができました。
午前8時30分、定刻通りにシンガポール・チャンギ国際空港へ到着。機内でしっかり休息を取れたことで、到着したその瞬間からアクティブに動ける準備が整いました。
まるで街の中の森。最新ホテル「パン・パシフィック・オーチャード」
シンガポール到着後、まず向かったのは、シンガポール最大規模のショッピング街オーチャード・ロードに位置する最新ホテル「Pan Pacific Orchard(パン・パシフィック・オーチャード)」です。
都市の中にいながら自然を感じられる、現在のシンガポールが掲げる “シティ・イン・ネイチャー” を象徴するスポットです。
都市の中にいながら自然を感じられる、現在のシンガポールが掲げる “シティ・イン・ネイチャー” を象徴するスポットです。
大都会の中であることを忘れるような広大なオープンスペースが特徴で、日本ではなかなかお目にかかれない圧巻の造形美が広がります。
リゾート地でくつろぐかのような滞在客の姿が印象的なプールサイドも。洗練された建築美に癒やされながら、最新のシンガポールを五感で堪能できる空間です。
リゾート地でくつろぐかのような滞在客の姿が印象的なプールサイドも。洗練された建築美に癒やされながら、最新のシンガポールを五感で堪能できる空間です。
客室は、緑豊かな街並みを一望できる “都会のオアシス” をコンセプトに設計されています。床から天井まで届く大きな窓や広々としたバルコニーを備えた部屋が多く、開放感は抜群!
中2階にラウンジを持つロフトタイプや、プールへ直接アクセスできるロフトなど、遊び心のある造りも魅力的。
中2階にラウンジを持つロフトタイプや、プールへ直接アクセスできるロフトなど、遊び心のある造りも魅力的。
朝食はホテル内の地中海料理レストラン「Mosella(モセラ)」で。高い天井と緑に囲まれた、モダンな水上建築のような空間です。
多文化が入り混じるシンガポールらしく、焼きたてのクロワッサンから中華料理、インドカレーまで並ぶ国際色豊かなビュッフェが自慢。
多文化が入り混じるシンガポールらしく、焼きたてのクロワッサンから中華料理、インドカレーまで並ぶ国際色豊かなビュッフェが自慢。
著名な料理家が手がける。プラナカン料理レストラン「ビビック・ヴァイオレット」
昼食は、オーチャード・ロード沿い、ドビー・ゴート(Dhoby Ghaut)駅近くの「Bibik Violet(ビビック・ヴァイオレット)」へ。中国とマレーの文化が融合して生まれたプラナカン料理を現代的なスタイルで楽しめる、オールデイ・カフェ&ベーカリーです。
シンガポールの有名な料理家であり、プラナカン料理(ニョニャ料理)の第一人者のヴァイオレット・ウォン(Violet Oon)さんが監修しているということで、その味は折り紙付き。
シンガポールの有名な料理家であり、プラナカン料理(ニョニャ料理)の第一人者のヴァイオレット・ウォン(Violet Oon)さんが監修しているということで、その味は折り紙付き。
揚げたサクサクの器に、細切りの大根やにんじんなどの煮物、仕上げに卵やチリソース、甘いソースをトッピングする前菜「Kueh Pie Tee(クエ・パイティー)」。
シンガポールを代表する味「Laksa(ラクサ)」も見逃せません。ココナッツが香るスパイシーなスープの中には、つるっとしたライスヌードル。
えびやタウポ(油揚げ)、もやしといった具材がたっぷりと入り、仕上げに散らされたフレッシュなラクサリーフがさわやかなアクセントを添えています。
えびやタウポ(油揚げ)、もやしといった具材がたっぷりと入り、仕上げに散らされたフレッシュなラクサリーフがさわやかなアクセントを添えています。
「Nasi Lemak Classic(ナシレマッ・クラシック)」は、ココナッツミルクで炊き上げた香り高いライスが主役。ピリ辛のサンバルソース(これがなかなか辛い)、カリカリの小魚、香ばしいピーナッツ、卵、きゅうりが添えられ、混ぜて食べる料理です。
どの料理も日本人の舌にもよく馴染む味付け、それどころか大好きな味!どこか懐かしくも新しい食事を体験できます。
どの料理も日本人の舌にもよく馴染む味付け、それどころか大好きな味!どこか懐かしくも新しい食事を体験できます。
進化し続ける「セントーサ島」の最新アトラクション
昼食のあとは、シンガポールを代表するリゾートアイランド、セントーサ島へ。なんでもいま、既存の施設が次々とアップデートされ、驚異的な進化を遂げているのだそう。島全体が没入感のあるエンターテインメント空間になっていると聞き、やってきました。
未来の海洋体験!? 「シンガポール・オーシャナリウム」
2025年7月、リゾート・ワールド・セントーサ内の「S.E.A. アクアリウム」が拡張され、「Singapore Oceanarium(シンガポール・オーシャナリウム)」として生まれ変わりました。その規模は、以前のなんと3倍。
単に魚を鑑賞する水族館の枠を超え、教育、環境保護、そして最先端のエンターテインメントが融合した施設です。
単に魚を鑑賞する水族館の枠を超え、教育、環境保護、そして最先端のエンターテインメントが融合した施設です。
ポイント
- 22の没入型ゾーンで構成された館内
- 最新のテクノロジーを駆使した展示
- “深海から未来の海まで” を旅するようなスケール感
まだまだある!見逃せない最旬スポット
島内にはほかにも、五感を刺激する350mの遊歩道「セントーサ・センソリースケープ」や、2024年11月オープンのシンガポール限定「ハリー・ポッター」アトラクションなど、最旬スポットが目白押し。
2025年2月には待望の「ミニオン・ランド」が誕生し、世界初のライドが話題を呼んでいます。さらに海抜79mからのパノラマを楽しめる「スカイヘリックス」もあり、常に驚きと興奮に満ちた進化を遂げ続けています。
2025年2月には待望の「ミニオン・ランド」が誕生し、世界初のライドが話題を呼んでいます。さらに海抜79mからのパノラマを楽しめる「スカイヘリックス」もあり、常に驚きと興奮に満ちた進化を遂げ続けています。
ミシュラン掲載。四川・広東料理の名店「ミンジャン アット デンプシー」
ディナーは数々の受賞歴を誇るレストラン「Min Jiang(ミンジャン)」の2号店へ。
緑豊かなおしゃれエリア、デンプシー・ヒルに佇む「Min Jiang at Dempsey(ミンジャン・アット・デンプシー)」は、グッドウッド・パーク・ホテルが手がける四川・広東料理の名店です。2025年のミシュランガイドにも掲載。
ラタン素材が散りばめられたダイニングは、ナチュラルでモダンな空間です。
緑豊かなおしゃれエリア、デンプシー・ヒルに佇む「Min Jiang at Dempsey(ミンジャン・アット・デンプシー)」は、グッドウッド・パーク・ホテルが手がける四川・広東料理の名店です。2025年のミシュランガイドにも掲載。
ラタン素材が散りばめられたダイニングは、ナチュラルでモダンな空間です。
ここで味わえるのは、伝統に繊細なひねりを加えた美食の数々。薪窯で香ばしく焼き上げられた北京ダックや、職人技が光る点心は、素材の旨みが際立つ洗練された味わいです。
最高のホスピタリティで美しく盛り付けられたひと皿。
最高のホスピタリティで美しく盛り付けられたひと皿。
アジアのベストバー50に選出された「オフトラック」
旅の夜を締めくくるのは、ノース・キャナル・ロードにあるミュージックバー「Offtrack(オフトラック)」。パンデミックの最中に構想され、2022年にオープンしたこの場所は、2025年「アジアのベストバー50」で23位にランクインした、もっとも旬のスポットです。
店内外ともに満席で、幅広い世代のクリエイティブな熱気が渦巻くその光景は、まさにシンガポールの “今” そのものでした。
店内外ともに満席で、幅広い世代のクリエイティブな熱気が渦巻くその光景は、まさにシンガポールの “今” そのものでした。
ここでは、音楽はBGMではなく「主役」。緻密に設計された音響システムから流れるジャズやソウルのサウンドが、ミッドセンチュリー調の空間を満たします。
ヘッドバーテンダーが手がける独創的なカクテルを片手に、アジアンテイストな料理をつまむ贅沢といったら!
ここでぜひ味わってほしいのが、独創的なカクテル「After Twelve」。パンダンリーフの甘い香りと、日本の麦焼酎「iichiko 彩天」が見事に調和した一杯です。スペイン発のミルクベースの飲み物「オルチャタ」をベースにしており、まろやかさが特徴。
そして、宴の終わりにいただいた「Charcoal Grilled Banana Cake(炭焼きのバナナケーキ)」も、忘れられないひと皿になりました。
そして、宴の終わりにいただいた「Charcoal Grilled Banana Cake(炭焼きのバナナケーキ)」も、忘れられないひと皿になりました。
老舗の粥専門店「アー チャンズ ポリッジ(阿昌粥)」
洗練されたディナーの翌朝は、Jurong East(ジュロンイースト)というシンガポールの主要な開発地にある「阿昌粥(Ah Chiang's Porridge / アー チャンズ ポリッジ)」へ。
1971年の創業以来、“一杯のお粥に愛を込める” という信念を守り続けている老舗の粥専門店です。
1971年の創業以来、“一杯のお粥に愛を込める” という信念を守り続けている老舗の粥専門店です。
ベースとなるのは、今では希少となった伝統的な広東式の調理法。炭火のやわらかな熱でじっくりと炊き上げ、門外不出の「秘伝の醤油」を合わせます。
手間暇を惜しまず、素材の旨みを醤油のコクでまとめ上げる。シンプルだからこそ誤魔化しのきかない一杯には、半世紀以上にわたって受け継がれてきた伝統の重みが凝縮されています。
古き良き時代を思い起こさせるような、まさに「ソウルフード」と呼ぶにふさわしいひと品。
手間暇を惜しまず、素材の旨みを醤油のコクでまとめ上げる。シンプルだからこそ誤魔化しのきかない一杯には、半世紀以上にわたって受け継がれてきた伝統の重みが凝縮されています。
古き良き時代を思い起こさせるような、まさに「ソウルフード」と呼ぶにふさわしいひと品。
米の甘みと出汁の旨みがたっぷり。炭火が醸し出すほのかな香ばしさと、とろけるような口当たりです。
お店の方が「調味料を足さずにそのまま食べて」と胸を張る通り、ひと口ごとに50年の伝統が五臓六腑に染み渡ります。といいつつ、ねぎや唐辛子、サイドメニューの蒸し鶏に添えられたタレをかけると一層おいしい!
お店の方が「調味料を足さずにそのまま食べて」と胸を張る通り、ひと口ごとに50年の伝統が五臓六腑に染み渡ります。といいつつ、ねぎや唐辛子、サイドメニューの蒸し鶏に添えられたタレをかけると一層おいしい!
東南アジアの熱帯雨林が舞台「レインフォレスト・ワイルド・アジア」
シンガポールの北部に広がるマンダイの地に誕生した、新しいコンセプトの国立公園「Rainforest Wild Asia(レインフォレスト・ワイルド・アジア)」へ。
ここは単に動物を眺める場所ではなく、東南アジアの鬱蒼としたジャングルそのものに飛び込み、そのダイナミズムを体感するようなスポット。いわゆる動物園を想像して訪れると、その光景に圧倒されました。
ここは単に動物を眺める場所ではなく、東南アジアの鬱蒼としたジャングルそのものに飛び込み、そのダイナミズムを体感するようなスポット。いわゆる動物園を想像して訪れると、その光景に圧倒されました。
境界線のない、リアルな熱帯雨林体験
最新の設備と緻密なランドスケープデザインによって、動物たちの生息地と遊歩道の境界が驚くほど自然に溶け込んでいます。
園内には動物の声も響き渡っており、まるで本物のジャングルに迷い込んだかのような臨場感!
園内には動物の声も響き渡っており、まるで本物のジャングルに迷い込んだかのような臨場感!
シンガポール初の洞窟レストラン「カヴァーン」
「レインフォレスト・ワイルド・アジア」に併設されたレストランも、このパークの大きな魅力のひとつ。
マレーシア・サラワク州の世界遺産「グヌン・ムル」からインスピレーションを得たという「Cavern(カヴァーン)」は、シンガポール初にして唯一の、洞窟をテーマにしたダイニングです。
マレーシア・サラワク州の世界遺産「グヌン・ムル」からインスピレーションを得たという「Cavern(カヴァーン)」は、シンガポール初にして唯一の、洞窟をテーマにしたダイニングです。
ここでは、数々の受賞歴を誇る「TungLok Group」が運営を担い、熟練のシェフたちが腕を振るう最高級の料理を堪能できます。
ひときわ印象的だったのが、ワイルドな世界観を表現する「HUNTER’S BOARD」。ポークリブ、牛フィレ肉、ホットソースを添えたチキンに、4尾の大きなえびとチェリートマトを盛り合わせた豪快なひと皿。味付けにはBBQソース、ブラックペッパーソース、チミチュリソースが添えられています。
ひときわ印象的だったのが、ワイルドな世界観を表現する「HUNTER’S BOARD」。ポークリブ、牛フィレ肉、ホットソースを添えたチキンに、4尾の大きなえびとチェリートマトを盛り合わせた豪快なひと皿。味付けにはBBQソース、ブラックペッパーソース、チミチュリソースが添えられています。
デザートは、ドリアンを使った「DURIAN WITH SOFT-SERVE ICE-CREAM」を。バニラのソフトクリームに、なめらかなドリアンピューレとフリーズドライにしたドリアンを組み合わせており、異なる質感でドリアンの風味を堪能できます。
「ドリアンはちょっと……」と先入観のある人こそ、ぜひ挑戦してみてほしい味!
「ドリアンはちょっと……」と先入観のある人こそ、ぜひ挑戦してみてほしい味!
大自然に溶け込むホテル「マンダイ・レインフォレスト・リゾート by バンヤンツリー」
マンダイエリアでの宿泊は、2025年11月より本格開業した「マンダイ・レインフォレスト・リゾート by バンヤンツリー」がおすすめ。
世界的なリゾートブランドであるバンヤンツリーが手掛ける最新のホテルで、4.6ヘクタールの広大な敷地を有し、豊かな自然地形をそのまま保全した森林に包まれた環境が特徴です。
世界的なリゾートブランドであるバンヤンツリーが手掛ける最新のホテルで、4.6ヘクタールの広大な敷地を有し、豊かな自然地形をそのまま保全した森林に包まれた環境が特徴です。
設計段階から徹底した環境配慮がなされており、国内で初めて「スーパー・ロー・エネルギー(※)」の認証を取得したサステナブルな建築としても注目を集めています。
※サステナビリティに特化した建築物評価システムにおいて、60%以上のエネルギー節約を達成した建物に贈られる認証
※サステナビリティに特化した建築物評価システムにおいて、60%以上のエネルギー節約を達成した建物に贈られる認証
環境への負荷を最小限に抑えつつ、上質な安らぎを提供する、シンガポールの新しいネイチャー・リゾートの形を体現しており、まさに熱帯雨林の中に住んでいるような感覚を味わえます。
客室へと続く廊下やロビーに空調設備はなく、自然の空気や温度を肌で感じられる、周囲の環境と一体化した造りが印象的でした。
シンガポールの食文化を象徴する「ホーカーセンター」
シンガポールの食文化を語る上で欠かせないのが「ホーカーセンター」。多民族国家ならではの多彩な料理を屋台形式の手頃な価格で楽しめる半屋外型の飲食施設です。国民の台所ともいえる場所で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
ホーカーセンターはシンガポール各地にあり、地元の人々から観光客まで大にぎわい。
ホーカーセンターはシンガポール各地にあり、地元の人々から観光客まで大にぎわい。
利用する際は、まずポケットティッシュなどを置いて席を確保する「チョップ(Chope)」という独自の習慣で場所を決め、お目当ての屋台へ向かいます。
ほとんどの店舗がセルフサービス形式のため、注文・会計後に料理を自分で席まで運び、食後はトレイを専用の返却棚へ戻すのがルールです。
ほとんどの店舗がセルフサービス形式のため、注文・会計後に料理を自分で席まで運び、食後はトレイを専用の返却棚へ戻すのがルールです。
ホーカーセンターには、代表的な海南鶏飯(ハイナンチキンライス)をはじめ、ラクサ、濃厚なソースが絡むチリクラブなど、シンガポールを象徴する料理が勢ぞろい。
串焼きのサテや甘辛い炒め麺のチャークェイティオなど、屋台ごとに異なる味を一度に堪能できるのが最大の魅力です。
串焼きのサテや甘辛い炒め麺のチャークェイティオなど、屋台ごとに異なる味を一度に堪能できるのが最大の魅力です。
朝食の定番 “カヤトースト” の老舗「キリニー・コピティアム」
最終日の朝食は、シンガポールならではの「カヤトースト」。
カヤトーストとは、ココナッツミルクと卵、香草のパンダンリーフから作られた甘い「カヤジャム」をパンに塗り、厚切りバターとともに香ばしく焼いて挟んだシンガポールの国民食です。
しょうゆとこしょうを垂らした半熟卵にトーストをディップして食べるのが地元流で、甘みと塩気の絶妙なコントラストが特徴です。
カヤトーストとは、ココナッツミルクと卵、香草のパンダンリーフから作られた甘い「カヤジャム」をパンに塗り、厚切りバターとともに香ばしく焼いて挟んだシンガポールの国民食です。
しょうゆとこしょうを垂らした半熟卵にトーストをディップして食べるのが地元流で、甘みと塩気の絶妙なコントラストが特徴です。
この伝統的なスタイルを100年以上にわたって守り続けているのが、1919年創業の老舗「Killiney Kopitiam(キリニー・コピティアム)」です。
シンガポールでもっとも古い歴史を持つコーヒーショップ(コピティアム)のひとつとして知られ、現在もキリニー・ロードの本店では、手作りのカヤジャムと炭火で焼いたトースト、そして独自にブレンドされた濃厚なコーヒー「コピ」を提供しています。
シンガポールでもっとも古い歴史を持つコーヒーショップ(コピティアム)のひとつとして知られ、現在もキリニー・ロードの本店では、手作りのカヤジャムと炭火で焼いたトースト、そして独自にブレンドされた濃厚なコーヒー「コピ」を提供しています。
同店では、卵液にくぐらせて焼き上げたフレンチトーストスタイルのカヤトーストも提供。
活気に満ちた店内には、創業当時から変わらないノスタルジックな雰囲気が漂っていて、地元の日常に溶け込みながら、シンガポールの食文化を五感で味わえます。
活気に満ちた店内には、創業当時から変わらないノスタルジックな雰囲気が漂っていて、地元の日常に溶け込みながら、シンガポールの食文化を五感で味わえます。
進化し続ける定番。シンガポールの「顔」
最新のネイチャーリゾートや革新的なスポットで「今のシンガポール」を満喫したあとは、やはり外せない定番のエリアへ。
新旧の魅力がダイナミックに交差する、シンガポールの「顔」ともいえる3つのスポットをダイジェストでご紹介。
新旧の魅力がダイナミックに交差する、シンガポールの「顔」ともいえる3つのスポットをダイジェストでご紹介。
伝統と熱気が交差する「チャイナタウン」
伝統と現代が鮮やかに交差するエリア。1844年に建立されたシンガポール最古のヒンドゥー教寺院「スリ・マリアマン寺院」や、壮麗な「シンガポール佛牙寺龍華院」などの歴史的建造物が点在し、多民族国家の融和を肌で感じられます。
昔ながらの暮らしを描いた壁画も見どころ。
カラフルなプラナカン様式のショップハウスには、伝統的な雑貨店からトレンドを意識したカフェやバーまでが軒を連ね、散策に飽きることがありません。
カラフルなプラナカン様式のショップハウスには、伝統的な雑貨店からトレンドを意識したカフェやバーまでが軒を連ね、散策に飽きることがありません。
シンガポールの絶対的アイコン「マーライオン」
誰もが認めるこの国の象徴といえば、ウォーターフロントに立つ「マーライオン」。
上半身のライオンは国名の由来となった「シンガプーラ(ライオンの街)」、下半身の魚はかつて漁村だった「テマセク(海の街)」という、シンガポールのルーツをそれぞれ象徴しています。
上半身のライオンは国名の由来となった「シンガプーラ(ライオンの街)」、下半身の魚はかつて漁村だった「テマセク(海の街)」という、シンガポールのルーツをそれぞれ象徴しています。
背後にはイギリス植民地時代の威容を今に伝える「ザ・フラトン・ホテル」が構え、対岸には近未来的な「マリーナベイ・サンズ」がそびえ立つこの場所は、まさにシンガポールの歩んできた歴史と進化が交差する絶好のポイント。
近未来型の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」
マリーナ・ベイ・サンズの背後に広がる、101ヘクタールの広大な近未来型植物園「Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」。
最大50メートルの高さを誇る人工の巨大樹「スーパーツリー・グローブ」や、巨大な滝が流れ落ちる冷室「クラウドフォレスト」など、最新技術と植物が融合した景観が広がります。
最大50メートルの高さを誇る人工の巨大樹「スーパーツリー・グローブ」や、巨大な滝が流れ落ちる冷室「クラウドフォレスト」など、最新技術と植物が融合した景観が広がります。
進化系ソウルフード「チュン・ホイ・パーラー」
最終日の食事は、シンガポールの「食」の伝統を現代に繋ぐ注目のレストラン「Choon Hoy Parlor(チュン・ホイ・パーラー)」へ。
人気店「The Masses」のシェフが、自身の母親の名前を冠してオープンしたこの店は、多民族国家シンガポールの伝統的な家庭料理をモダンに再構築した「シンガポール・ヘリテージ・ソウルフード」を掲げています。
人気店「The Masses」のシェフが、自身の母親の名前を冠してオープンしたこの店は、多民族国家シンガポールの伝統的な家庭料理をモダンに再構築した「シンガポール・ヘリテージ・ソウルフード」を掲げています。
メニュー全体を通して、多民族国家のルーツを感じさせる多彩なスパイス使いや、代々受け継がれてきた煮込み技術をベースにしつつも、現代的なプレゼンテーションや驚きのある食材の組み合わせが光ります。
中国酒の芳醇な香りがえびの甘みを引き立てる「Mao Thai Drunken Prawns」が、筆者のお気に入り。
中国酒の芳醇な香りがえびの甘みを引き立てる「Mao Thai Drunken Prawns」が、筆者のお気に入り。
すっかり “パンダン” にハマった筆者は「Pandan Coconut Highball」を注文。 シンガポールらしいパンダン・エッセンスと、まろやかなココナッツウォーターに、中国の銘酒「海之藍(Haizhilan)」をベースにした一杯です。
懐かしくも新しい空間で味わう、歴史と情熱が詰まった「進化形おふくろの味」。旅の最後は、心もお腹も満たされる至福の食事で締めくくりましょう。
最後の一秒まで遊び尽くす。世界最高峰の「チャンギ空港」へ
旅の最後を締めくくるのは、それ自体がひとつの目的地ともいえる「チャンギ空港」。 夜は少し早めに空港へ向かって、出発直前まで圧倒的なスケールを楽しむのもシンガポール旅の醍醐味。
巨大な屋内滝「レイン・ボルテックス」が光と音で彩られる「ジュエル(Jewel)」を散策したり、出発までのお買い物タイムを。ゲートをくぐる瞬間まで、充実した旅の余韻を深く味わえるはず。
巨大な屋内滝「レイン・ボルテックス」が光と音で彩られる「ジュエル(Jewel)」を散策したり、出発までのお買い物タイムを。ゲートをくぐる瞬間まで、充実した旅の余韻を深く味わえるはず。
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