ライター : pomipomi

Webライター

部屋干しで避けたほうがよい場所とは?【プロに教わる洗濯術vol.2】

Photo by pomipomi

夏は夕立やゲリラ豪雨が多いため、外干しではなく部屋干しをするのもひとつの手です。急な大雨に慌てる心配がなくなります。

ただし洗濯物を室内に干す場合、避けたほうがよい場所があるのをご存じでしょうか。本記事では「お洗濯マイスター」の大貫和泉さんに教えていただいた「夏の洗濯術vol.2」として、おすすめの干し場所を解説しますよ。

教えてくれた人

Photo by ライオン株式会社

お洗濯マイスター 大貫 和泉さん
ライオン株式会社で洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わり、現在は「お洗濯マイスター」として講演などもおこなう。2児の母としての経験や研究活動を生かし、主婦・母親・女性目線で洗濯にまつわる役立つ情報を発信。

消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士、健康予防管理専門士などの資格を保有する。

カーテンレールに洗濯物を干すのは避けて

Photo by pomipomi

部屋干しの際、ちょうどいい場所がなくてカーテンレールに洗濯物をかけていませんか?実はこの干し方、あまりおすすめできません。カーテンレール付近は空気の流れが悪いため、洗濯物が乾きにくくなってしまうのです。

さらにカーテンのホコリや汚れが洗濯物に付着したり、逆に洗濯物の水分をカーテンが吸ってカビの原因になったりすることも。清潔かつ効率よく乾かすために、カーテンレールは干し場所として避けたほうが安心です。

おすすめの干し場所

Photo by pomipomi

洗濯物を早く清潔に乾かすには、風通しのよさを意識して干すのが大事。壁にぴったりくっつけると空気の流れが滞り、湿気がこもって乾きにくくなるため、壁から少し離れた風通しのよい場所に干しましょう。

Photo by pomipomi

部屋と部屋の間にある鴨居(かもい)に干すのもおすすめです。フックを取り付けて突っ張り棒を渡せば、物干しスペースとして活用できます。

鴨居は室内の高い位置にあるため、空気がこもりにくく風通しも良好。洗濯物をスピーディーに乾かすのに適していますよ。

ひと工夫で快適な部屋干しライフが叶う♪

Photo by pomipomi

部屋干しは天候に左右されない反面、干す場所によっては乾きにくいという難点があります。清潔に気持ちよく乾かすには、風通しのよいところに干すのが大事です。

これまでカーテンレールにかけていた人は、干し場所を見直してみてはいかがでしょうか。ちょっとした工夫で快適な部屋干しライフが叶いますよ。
おすすめの記事はこちら▼
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ