ライター : macaroni_press

焼酎なのにやさしい味わい。「うかぜ」ってどんなお酒?

Photo by 濵田酒造株式会社

「うかぜ」は、2023年に登場した本格麦焼酎。こだわりの“カルテットブレンド”という、4種類の原酒を1%単位でブレンドする技術が用いられています。

スッキリとした口当たりなのに、どこか甘芳ばしくて、パンやビスケットを思わせる香ばしさも。名前の「うかぜ」は、鹿児島弁で“大風”という意味で、「焼酎の世界に新しい風を吹かせたい」という想いが込められているそうです。

そんな「うかぜ」は、2025年の「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)」で、焼酎部門の最高金賞(ダブルゴールド)を受賞。審査員全員が“金賞レベル”と認めたものだけが選ばれる、まさに世界レベルの1本なんです。

なぜ“紅茶割り”?焼酎と紅茶、意外な好相性の理由

Photo by macaroni

今回の試飲体験会では、実際に「うかぜ」の紅茶割りを飲みながら、その魅力や開発の背景について、造り手の話を聞くことができました。

登壇したのは、濵田酒造で20年以上のキャリアを持つブレンダー・大園栄作さん。「うかぜ」は香ばしさとスッキリ感のバランスが特長で、その“香りのよさ”を活かせる飲み方として紅茶割りを提案するようになったそうです。

実際に「うかぜ」は、4つの個性を持つ原酒を組み合わせた、華やかで奥行きのある香りが特長。それを引き立てるのが紅茶だったというわけです。鹿児島が実は紅茶の生産量日本一という背景もあり、「紅茶割り」は地元の魅力を活かした新しい提案なんだとか。

実際に試飲すると、焼酎の輪郭が紅茶でやさしく包まれるような印象で、「焼酎=強いお酒」というイメージが変わります。

紅茶のプロと一緒に。「うかぜ」紅茶割り、飲み比べてみた!

Photo by macaroni

続いて登場したのは、英国紅茶の資格機関「UK Tea Academy」講師であり、「ティーアカデミージャパン」代表でもあるスチュワード麻子さん。今回は「うかぜ」にぴったりな4種類の紅茶を選んで、紅茶割りを提案してくれました。

特に印象に残ったのは、崎原製茶の和紅茶「紅茶 夏」の茶葉をそのまま「うかぜ」に漬け込み、炭酸で割ったスタイル。焼酎にじんわりと紅茶の香りが移り、炭酸で清涼感を加えることで、まるでクラフトドリンクのようにすっきりとした味わいに。和紅茶のほのかな渋みが、麦の芳ばしさと相性抜群でした。

意外な組み合わせで驚いたのは、ハルナプロデュースの「ミルク蜂蜜紅茶」。焼酎×ミルクティーってどうなの!?と思ったら、まろやかでやさしい味わいでまるで“飲むデザート”のよう。甘みとコクのある紅茶が「うかぜ」と溶け合い、食後やリラックスタイムにぴったりです。

そのほか、スモーキーなアールグレイや、ペットボトル紅茶を使ったカジュアルな割り方まで、「気負わず、自分の好みで楽しんでほしい」と語るスチュワードさん。お茶も焼酎も“香りを楽しむ飲みもの”という点では似ていて、その相性のよさを改めて感じるひとときでした。

ペアリングも楽しい。紅茶割りに合う料理とは?

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「うかぜ」の紅茶割りは、いわゆる“塩辛い系”のおつまみよりも、華やかでやさしい味わいのフードとの相性がいいように感じました。

実際の試食でも、キャロットケーキやキッシュ、ツナサンドなどが提供され、どれも焼酎の香りにぴったりマッチ。特にスパイスの効いた焼き菓子や、フルーツ系のタルト、クッキーなど、芳ばしさや彩りを感じる料理を選ぶと、より一層マリアージュを楽しめます。

焼酎ビギナーにもおすすめしたい「うかぜ」の紅茶割り

Photo by 濵田酒造株式会社

「焼酎は強い」「香りがキツそう」というイメージをやさしく覆してくれた「うかぜ」の紅茶割り。香りの相性がよく、すっきり飲みやすいので、焼酎初心者やアルコールが苦手な方にもおすすめできる一杯です。

食事にも、ティータイムにも。日常の“焼酎ライフ”をより豊かにしてくれる、新しい選択肢になりそうです。

「うかぜ」と紅茶を体験できる!プレゼントキャンペーン実施中

Photo by 濵田酒造株式会社

現在、濵田酒造では「うかぜ」の紅茶割りをより多くの人に体験してもらうため、フォロー&リポストキャンペーンを実施中。
公式X(旧Twitter)アカウント「@hamadasyuzou」をフォローし、対象投稿をリポストすると、抽選で30名様に“和紅茶と焼酎のセット”が当たります!

応募期間:7月7日(月)〜7月31日(木)
賞品内容:
・「うかぜ」900ml × 1本
・崎原製茶「紅茶 夏」3g × 8p
甘芳ばしい風が吹く、紅茶割りの世界をぜひご自宅で体験してみてください。
※ご応募は20歳以上の方に限ります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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