塗りやすさや味は?トーストに塗って実食レビュー

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ここからは、業務スーパーのマーガリン3種を実際に試食してレビューします。トーストへの塗りやすさや味について、正直な感想をお届けしますので、ぜひご参考ください。

プレーン味はクセのないあっさり風味。塗りやすさも上々

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プレーン味のなめらかママソフトは、バターナイフがスッと入るやわらかさ。冷蔵庫から出したばかりでも、力を加えることなく簡単にすくえます。アツアツのトーストにのせると瞬時に溶けはじめるので、バターナイフで塗り広げるのもラクチンです。

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トーストにたっぷり塗っていただきましたが、口に入れると意外とあっさり!塩味がほどよく効いたクセのない味わいで、油っぽさは気になりません。大手メーカーのマーガリンと比べても遜色がないクオリティに、コスパのよさを実感しました。

ただし、クセがない分バターの風味やコクも少なめ。濃厚なマーガリンを好む人は物足りなさを感じるかもしれません。素材の邪魔をしないライトな味わいなので、料理に使うのもおすすめです。

バター風味はクリーミーなコクのある味わいを楽しめる

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バター風味は、プレーン味に比べると硬めです。バターナイフを入れるとわずかな抵抗を感じるものの、扱いにくいほどの硬さではありません。

トーストにのせるとゆっくり溶けていくので、マーガリンを完全に溶かしたくない人にはぴったり。伸びがいいのでスムーズに塗り広げられます。

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バター風味は、プレーン味に比べるとやや濃厚な味わいです。バターの風味はそこまで強くはないものの、クリーミーなコクがあってプレーン味よりもリッチに感じます。

食べる前は独特の香りがありましたが、トーストに塗るとさほど気になりませんでした。お菓子作りのバターを節約したいときの代用品に向いていそうです。

はちみつバター風はやさしい甘みがたまらないおいしさ

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3種のマーガリンのうち、もっともやわらかく作られているのがはちみつバター風です。バターナイフが沈み込むように入っていき、もはやクリームに近い感じ。焼きたてトーストに塗ると、みるみるうちに溶けていきます。

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気になる味わいは、予想していたよりも甘さが控えめであっさりしています。バターとはちみつはほんのりと香る程度で、なめらかな舌触りとやさしい甘さがたまりません。しつこくないので食べやすく、ついつい食べすぎてしまいそう。

クリーム風で扱いやすいので、パンを焼かずにそのまま塗って食べるのもおすすめ。ホットケーキやスコーン、焼芋などのおやつにも間違いなく合うでしょう。甘い系のトーストが好きな人は、ぜひ試してみてくださいね。

業務スーパーマーガリンの気になる点

ケースにバターナイフを差し込む穴がない

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業務スーパーのマーガリンの蓋には、バターナイフを差し込むための穴がありません。ネットの口コミではこの点に不満がある人も多く見受けられますが、そこはお値段なりということでしょうか。

バターナイフを入れっぱなしで使いたい人は、はさみでカットして切り込みを自作するのがおすすめです。数分もかからない簡単な作業で、使い勝手がぐんとアップしますよ。刃物を使う際はケガをしないよう注意してくださいね。

トランス脂肪酸はどれくらい含まれているの?

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業務スーパーのマーガリンには、トランス脂肪酸の含有量が記載されていません。ですが、本記事で紹介した3商品は、マーガリンのうちファットスプレッドに分類されるもの。農林水産省が令和4・5年度に実施した調査によると、ファットスプレッドに含まれるトランス脂肪酸の量は、マーガリンやバターに比べて少ないという結果が出ています。

また、Youtubeには、実際の含有量を検査機関で調べてもらった動画がありました。それによると、業務スーパーの商品に含まれるトランス脂肪酸の含有量は、一般的なファットスプレッドに比べてかなり少ないとのことです。

格安なのでトランス脂肪酸が多く含まれているわけではなく、むしろ一般的なマーガリン類のなかでは少ないほうと考えられます。(※1)
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