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教会と美食をめぐる「上五島」の旅
長崎県の西方に浮かぶ、五島列島。その北部に位置する「上五島(新上五島町)」は、青く澄んだ海、美しい教会群、そして島ならではの温かさが魅力の離島です。
世界遺産に登録された頭ヶ島の集落にある頭ヶ島天主堂や、白砂が広がる蛤浜海水浴場、のどかな漁村風景など、心を癒す景色が随所に広がります。
さらに、五島うどんや新鮮な魚介といったグルメも旅の楽しみ。
本気記事では、そんな上五島の見どころをぎゅっと詰め込んだ、おすすめの観光スポットをご紹介します。日常を離れ、島時間に包まれる旅へ出かけてみませんか?
世界遺産に登録された頭ヶ島の集落にある頭ヶ島天主堂や、白砂が広がる蛤浜海水浴場、のどかな漁村風景など、心を癒す景色が随所に広がります。
さらに、五島うどんや新鮮な魚介といったグルメも旅の楽しみ。
本気記事では、そんな上五島の見どころをぎゅっと詰め込んだ、おすすめの観光スポットをご紹介します。日常を離れ、島時間に包まれる旅へ出かけてみませんか?
“祈りの島” で出会う教会の風景
五島列島といえば “祈りの島” といわれますが、なかでも上五島には29の教会が点在しています。いずれも信仰を守り抜いた人々の歴史が息づいており、海辺や山あいに佇む教会は風景に溶け込み、素朴で温かみのある佇まいが特徴。
頭ヶ島天主堂
上五島を代表する教会のひとつである「頭ヶ島天主堂」。世界遺産にも登録された歴史ある教会です。全国でも珍しい石造りの教会で、重厚な外観と静かな空気に包まれています。
明治時代、信仰を守り続けた潜伏キリシタンたちの想いが刻まれたこの場所では、壮大な自然と信仰の歴史が静かに調和しています。
青い空と海、そして山々に映える姿は、まさに上五島ならではの絶景。
明治時代、信仰を守り続けた潜伏キリシタンたちの想いが刻まれたこの場所では、壮大な自然と信仰の歴史が静かに調和しています。
青い空と海、そして山々に映える姿は、まさに上五島ならではの絶景。
中ノ浦教会
静かな入江に佇む「中ノ浦教会」は、1925年に建てられた木造教会で、1966年に高い鐘塔が増築されました。白い外壁とシンプルな佇まいが特徴で、内部には五島列島の代表的な花「椿」をモチーフにした装飾が施されています。
潮が満ちると穏やかな水面に教会が映る幻想的な様子から、「水鏡の教会」とも呼ばれているのだそう。
ジブリ作品を手掛けたことで広く知られる、長崎県五島市出身のアニメーション美術監督・山本二三氏が描いた「五島百景」のなかにも、この風景が残されています。
潮が満ちると穏やかな水面に教会が映る幻想的な様子から、「水鏡の教会」とも呼ばれているのだそう。
ジブリ作品を手掛けたことで広く知られる、長崎県五島市出身のアニメーション美術監督・山本二三氏が描いた「五島百景」のなかにも、この風景が残されています。
青砂ヶ浦天主堂
上五島の奈摩湾を望む高台に建つ、赤レンガ造りの「青砂ヶ浦天主堂」。2001年に国の重要文化財に指定された貴重な教会です。
和瓦の屋根と洋風の外観が調和し、内部には色鮮やかなステンドグラスや「コウモリ天井」と呼ばれるアーチ状の天井が広がります。
和瓦の屋根と洋風の外観が調和し、内部には色鮮やかなステンドグラスや「コウモリ天井」と呼ばれるアーチ状の天井が広がります。
桐教会
上五島の静かな山あいに佇む「桐教会」は、1958年に献堂されたコンクリート造の教会。長い階段を登った先に現れるその姿は、まるで信仰の道を象徴するかのよう……。
高台に建つこの教会からは、思わず息を呑むような美しい海を望めます。世界を旅してきた人のなかには、「ここの眺めが一番きれい」と語った人もいるのだとか。
高台に建つこの教会からは、思わず息を呑むような美しい海を望めます。世界を旅してきた人のなかには、「ここの眺めが一番きれい」と語った人もいるのだとか。
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