ライター : pomipomi

グルメライター

「スコーン」はなぜ1本ずつ大きさが違うの?

Photo by pomipomi

カリカリサクサクの食感がクセになる湖池屋の「スコーン」。濃厚な味わいも相まって、一度食べ出したら止まらなくなりますよね。

ゴツゴツとした見た目も特徴的ですが、なぜひとつずつ大きさが異なるのか不思議に思ったことはありませんか?本記事ではメーカーの公式サイトを参考に、スコーンの素朴な疑問を解明しますよ。

型にはめて作らないから

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湖池屋の公式サイトには「スコーンの大きさは何で全部同じではないの?」との質問が寄せられています。メーカーの回答は下記の通りです。
スコーンの生地は原料のコーングリッツ*を機械で圧力を加えることによって作られます。圧力を加えると機械内部に熱が発生し、その熱によりコーングリッツのデンプン成分が固くなります(アルファー化と言われています)。その後、機械の外に放出される際に膨張し形が作られます。型にはめて作らないことからスコーンは同じ大きさや形になりません。


*コーングリッツ:とうもろこしの皮と胚芽を取除き、胚乳部分を粉砕したもの。

出典: koike-yafaq.dga.jp

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スコーンの主原料はコーングリッツ。型にはめて成形するのではなく、機械で圧力を加えて作られています。

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1本1本大きさが異なるのはその製法によるものなのだそう。謎が解けてすっきりですね。

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スコーンは大きさだけでなく形もさまざま。丸っこいスコーンもあれば細長いスコーンもあります。

つまむたびに形が違うため、目でも楽しめるのが嬉しい。通りでいくら食べても飽きないわけです。

まさか製法が理由だったとは…。みんなに教えたい

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食べ出したら止まらなくなる湖池屋のスコーン。軽快な食感や濃厚な味わいに加え、1本ずつ大きさが異なる楽しさも、やみつきになる理由のひとつと言えるのではないでしょうか。

家族や友人とスコーンを食べる際は、ご紹介したトリビアをぜひ披露してみてくださいね。「知らなかった」「そうだったの?」と、場の雰囲気が湧きますよ。
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