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高知でカツオを食べるなら!訪れるべき老舗鮮魚店
高知県民にとってのソウルフードである、カツオ。高知でおいしいカツオを食べたいのなら、土佐を代表するカツオの漁港「土佐久礼」を避けては通れません。
筆者も高知きってのカツオに出会うべく、中土佐町久礼の老舗「田中鮮魚店」を訪れました。
筆者も高知きってのカツオに出会うべく、中土佐町久礼の老舗「田中鮮魚店」を訪れました。
カツオのプロが営む「田中鮮魚店」
高知県中土佐町久礼の久礼大正町市場にある鮮魚店「田中鮮魚店」。カツオの一本釣り漁で400年の歴史を持つ漁師町にて、大正初期に構えられた老舗鮮魚店です。
「田中鮮魚店」は久礼の漁港にある魚市場から車で5分ほどの場所にあり、久礼揚がりのカツオや旬の鮮魚をすぐにさばいた刺身やタタキを楽しめます。そのほか、干物の販売や県内外の発送もおこなわれていますよ。
「田中鮮魚店」は久礼の漁港にある魚市場から車で5分ほどの場所にあり、久礼揚がりのカツオや旬の鮮魚をすぐにさばいた刺身やタタキを楽しめます。そのほか、干物の販売や県内外の発送もおこなわれていますよ。
“カツオのソムリエ” こと4代目 田中隆博さん
「田中鮮魚店」の現在の店主は4代目である田中隆博さん。“カツオのソムリエ” とも呼ばれています。
カツオは目利きのプロでも選別がむずかしく、さばくまで状態がわかりません。田中さんは、そんなカツオの身の色や感触で、その個体がおいしいかどうかを見極められるのだそう!
同店では魚を購入するだけでなく、その場で捌いて店前の食堂で味わうこともできます。田中さんがおいしいカツオや久礼について話してくださることも。一度訪れると、田中さんのファンになる人が多いというのも頷ける、やさしく情熱に満ちたお人柄です。
カツオは目利きのプロでも選別がむずかしく、さばくまで状態がわかりません。田中さんは、そんなカツオの身の色や感触で、その個体がおいしいかどうかを見極められるのだそう!
同店では魚を購入するだけでなく、その場で捌いて店前の食堂で味わうこともできます。田中さんがおいしいカツオや久礼について話してくださることも。一度訪れると、田中さんのファンになる人が多いというのも頷ける、やさしく情熱に満ちたお人柄です。
店頭では、カツオの藁焼き体験もできる!
田中鮮魚店ではカツオの藁焼きの体験ができるということで、筆者もはじめて挑戦しました。
火の熱さを感じるなか、火入れの角度や時間に加え、藁の状態まで見ながら焼いていくので、やはり熟練の技が必要だなと感じました。
火の熱さを感じるなか、火入れの角度や時間に加え、藁の状態まで見ながら焼いていくので、やはり熟練の技が必要だなと感じました。
藁焼き体験をしたカツオはそのままカットしてもらい、食べることができますよ。火を入れた部分とレア部分の比率が美しく、断面からも鮮度の高さが伺えます。
塩で味わう。今まで食べたカツオとは異次元の味
高知ではカツオのおいしさをシンプルに味わうべく、塩のみで楽しむことが多いそう。選りすぐられた新鮮なカツオは臭みがなく、食感の良さも魅力。噛むほどに旨みが広がり、箸が止まらなくなります……!これは、今まで食べてきたカツオとは異次元の味。
まったく臭みがないので、臭み消しは本当に必要ありません。ただし、風味を添えるためのにんにくは相性抜群!高知では、ねぎやみょうがなど薬味を多く使う文化があるそうで、これがまたよく合います。
まったく臭みがないので、臭み消しは本当に必要ありません。ただし、風味を添えるためのにんにくは相性抜群!高知では、ねぎやみょうがなど薬味を多く使う文化があるそうで、これがまたよく合います。
土佐久礼のカツオを食べずして高知の食は語れない
これまでのカツオの概念を覆すほど、臭みがなく旨みの詰まった新鮮なカツオに驚くばかり。
土佐久礼のカツオを味わいたくなった人は、ぜひ「田中鮮魚店」へ。カツオのソムリエである田中さんの目利きにより鮮度の高いカツオや旬の地魚を楽しめますよ。土佐久礼のカツオを食べずして高知の食は語れない……かもしれません!
土佐久礼のカツオを味わいたくなった人は、ぜひ「田中鮮魚店」へ。カツオのソムリエである田中さんの目利きにより鮮度の高いカツオや旬の地魚を楽しめますよ。土佐久礼のカツオを食べずして高知の食は語れない……かもしれません!
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