代用フィルターの作り方

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1. キッチンペーパーを置く
2. 半円の形になるように下から上に半分に折る
3. 2の状態でから右から左に半分に折る
4. 重なっている部分を開いてドリッパーにセットする

コーヒーの抽出方法

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1人分(約140ml)につきコーヒー粉を10〜12g入れ、20秒ほど蒸らしたあとゆっくりと抽出します。

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目を瞑って味比べをすると違いがわからないほど、コーヒーフィルターで淹れたコーヒーと似た味わいでした。

5. 代用できるもののおすすめはしない「茶漉し」

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茶漉しもコーヒーフィルターの代用として活用できます。しかし目が粗いものだとそのままコーヒー粉が流れてしまうことがあるので注意が必要。またほかの代用品とは違い隙間があるので、コーヒーフィルターの再現性は低くなります。

コーヒーの抽出方法

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1人分(約140ml)につきコーヒー粉を10〜12g入れ、20秒ほど蒸らしたあとゆっくりと抽出します。

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茶漉しは小さな粉が混ざってしまい、かなり濁った見た目に。また味はぼやっとしていて、コーヒーフィルターで入れたものとはまったく違う味わいでした。飲めないわけではありませんが、もしキッチンペーパーなどほかのアイテムがある場合はそちらで代用するのがおすすめです。

代用品とコーヒーフィルターの違いを徹底検証

抽出時間の違い

代用品抽出時間
コーヒーフィルター1分43秒
キッチンペーパー1分8秒
クッキングペーパー1分9秒
お茶パック2分38秒
油こし紙2分1秒
茶漉し1分20秒
※20秒の蒸らし時間を含みます
コーヒーフィルターと比べると、キッチンペーパーやクッキングペーパーは少し抽出時間が短く、お茶パックは長くかかりました。一般的にコーヒーは抽出時間が短いと酸味が強く、長いと苦味が強く出ると言われていますが、今回は使用しているフィルターが異なるので一概には当てはまらない印象です。

キッチンペーパーやクッキングペーパーはすっきりとした味に、お茶パックはまろやかな味わいに感じましたよ。

ドリップコーヒーのおいしい淹れ方はこちら▼

コーヒーの味の違い

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代用品特徴
キッチンペーパー軽やかですっきりとした味わい
クッキングペーパー軽やかですっきりとした味わい
お茶パック香りが少なくまろやか
油こし紙味がはっきりとしていて、ペーパーフィルターで淹れたコーヒーと似ている
茶漉しぼやっとした味のコーヒー。香りは少なくコクも感じられない
液体には濁りがある
キッチンペーパーとクッキングペーパーは味が似ていて、どちらも軽やかですっきりとした味わいでした。お茶パックは香りが少ないものの、まろやかで飲みやすいコーヒーに。

一番コーヒーフィルターの味に似ていると感じたのが、油こし紙です。茶漉しはコーヒーの香りやコクを感じられず、ぼやっとした味わいになりました。
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