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ひと玉1,000円超えも!? キャベツが記録的高値に
食品の価格高騰が続く昨今、ついにキャベツまでも値上げに。ひと玉1,000円超えで販売する青果店もあり、一般消費者や飲食店から悲鳴が上がっています。
本記事では高値の原因を解説しつつ、SNSに寄せられているコメントを紹介します。気になる今後の見通しは……?
本記事では高値の原因を解説しつつ、SNSに寄せられているコメントを紹介します。気になる今後の見通しは……?
価格は平年の3.3倍。原因は猛暑と12月の低温少雨
農林水産省の調べによると、キャベツの価格は平年のおよそ3.3倍に。記録的な高値になっています。
原因は昨年の猛暑と12月の低温少雨。生育不良のキャベツが多く、出荷できる量が減ってしまったのです。
原因は昨年の猛暑と12月の低温少雨。生育不良のキャベツが多く、出荷できる量が減ってしまったのです。
「富山の最低賃金を上回った」「とんかつより高い」との声も
[とやまさんメモ]キャベツ様の価格が、富山県の最低賃金を超えました。 https://t.co/wcEW3qhETH
— とやまさん (@toyamap) January 9, 2025
お店の人も諦めるキャベツの高さ pic.twitter.com/0Bms2YCCCJ
— ちばちょごり (@chibachogori) January 6, 2025
消費者からは「富山県の最低賃金を超えた」のような声も。下記のように、ほかにも困惑を示すコメントがたくさん寄せられています。
口コミ・SNSの反応
- 1時間働いても買えない
- とんかつより高い
- お弁当が2個買える
- もはや高級食材
- お好み焼き屋さんが心配……
キャベツを扱う飲食店に心配の声
時給1,000円でキャベツ1玉買えないってどういう事?
— かじゅ (@kajunikki) January 9, 2025
お好み焼き屋潰れるって pic.twitter.com/M7tV0JmIZZ
SNSに懸念の声がある通り、キャベツが欠かせない飲食店にとってはかなりの大打撃。一部商品の値上げが余儀なくされています。
お好み焼き店に限らず、とんかつ店やラーメン店など、影響を受ける飲食店があとを絶ちません。キャベツを使うメニューの内容を変えたり、販売を中止したりする動きを見せている店舗もあるのだそう。
お好み焼き店に限らず、とんかつ店やラーメン店など、影響を受ける飲食店があとを絶ちません。キャベツを使うメニューの内容を変えたり、販売を中止したりする動きを見せている店舗もあるのだそう。
「値上げよりも賃金が上がらないことが問題」の意見が目立つ
キャベツが1,000円と話題ですが、設備、肥料、人件費が上がってる中で、野菜の値段ってそれに合わせて高くならなくて農家さんは苦しんでるのよね。農家が廃業し、流通量が減ると結果的に野菜は更に高くなるからそろそろ世論は野菜の値上げを受け入れるしかない状況になっているのではないでしょうか。
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) January 8, 2025
世間はキャベツが500円なことについて、農家の方に怒っているわけではなく、500円が通常価格なのはわかったから500円のキャベツを普通に買えないような賃金に怒っているのである。
— うさぎのみみちゃん😇2/8新宿アルタ地下2階イベント、2/16コミティア(予定) (@usagitoseino) January 7, 2025
SNSには「受け入れざるを得ない」との意見もあり、それに対して反響の声が続々。「値上げそのものよりも賃金が上がらないことに問題がある」のような声が目立ちます。
口コミ・SNSの反応
- わかるしいいんだけど、1,000円のキャベツはさすがに買えない
- 野菜の値上がりより賃金が上がらないことが問題
- 収入が上がらないのにこうも高くされるとやはり困る
- 値上げに耐えられるだけの給料をもらえるなら問題なし
- 所得が上がらないからせめて「野菜高すぎ」くらいの愚痴は言わせて
今後の見通しは?
野菜炒めからとんかつの添え物まで、日々のあらゆる献立に重宝するキャベツ。記録的な高値がいつまで続くのか、不安に思っている人が多いのではないでしょうか。
2025年1月9日(木)に開かれた全国農業協同組合中央会の山野会長の会見によると、今後おもな産地が移り出荷量が増加すれば、価格は落ち着くという見通しとのことです。高値が続いた場合は消費が落ち込むおそれもあるとして、産地の間で連携し、安定供給をおこなう姿勢を示しています。
2025年1月9日(木)に開かれた全国農業協同組合中央会の山野会長の会見によると、今後おもな産地が移り出荷量が増加すれば、価格は落ち着くという見通しとのことです。高値が続いた場合は消費が落ち込むおそれもあるとして、産地の間で連携し、安定供給をおこなう姿勢を示しています。
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