ライター : pomipomi

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ひと玉1,000円超えも!? キャベツが記録的高値に

Photo by 稲吉永恵

食品の価格高騰が続く昨今、ついにキャベツまでも値上げに。ひと玉1,000円超えで販売する青果店もあり、一般消費者や飲食店から悲鳴が上がっています。

本記事では高値の原因を解説しつつ、SNSに寄せられているコメントを紹介します。気になる今後の見通しは……?

価格は平年の3.3倍。原因は猛暑と12月の低温少雨

農林水産省の調べによると、キャベツの価格は平年のおよそ3.3倍に。記録的な高値になっています。

原因は昨年の猛暑と12月の低温少雨。生育不良のキャベツが多く、出荷できる量が減ってしまったのです。

「富山の最低賃金を上回った」「とんかつより高い」との声も

消費者からは「富山県の最低賃金を超えた」のような声も。下記のように、ほかにも困惑を示すコメントがたくさん寄せられています。

口コミ・SNSの反応

  1. 1時間働いても買えない
  2. とんかつより高い
  3. お弁当が2個買える
  4. もはや高級食材
  5. お好み焼き屋さんが心配……

キャベツを扱う飲食店に心配の声

SNSに懸念の声がある通り、キャベツが欠かせない飲食店にとってはかなりの大打撃。一部商品の値上げが余儀なくされています。

お好み焼き店に限らず、とんかつ店やラーメン店など、影響を受ける飲食店があとを絶ちません。キャベツを使うメニューの内容を変えたり、販売を中止したりする動きを見せている店舗もあるのだそう。

「値上げよりも賃金が上がらないことが問題」の意見が目立つ

SNSには「受け入れざるを得ない」との意見もあり、それに対して反響の声が続々。「値上げそのものよりも賃金が上がらないことに問題がある」のような声が目立ちます。

口コミ・SNSの反応

  1. わかるしいいんだけど、1,000円のキャベツはさすがに買えない
  2. 野菜の値上がりより賃金が上がらないことが問題
  3. 収入が上がらないのにこうも高くされるとやはり困る
  4. 値上げに耐えられるだけの給料をもらえるなら問題なし
  5. 所得が上がらないからせめて「野菜高すぎ」くらいの愚痴は言わせて

今後の見通しは?

野菜炒めからとんかつの添え物まで、日々のあらゆる献立に重宝するキャベツ。記録的な高値がいつまで続くのか、不安に思っている人が多いのではないでしょうか。

2025年1月9日(木)に開かれた全国農業協同組合中央会の山野会長の会見によると、今後おもな産地が移り出荷量が増加すれば、価格は落ち着くという見通しとのことです。高値が続いた場合は消費が落ち込むおそれもあるとして、産地の間で連携し、安定供給をおこなう姿勢を示しています。
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