ライター : donguri

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大晦日にやってはいけないことは?記事のまとめ

  1. 大晦日にやってはいけないことは以下の4つ
    正月飾りを飾る
    大掃除をする
    餅つきをする
    台所で長時間火を使う
  2. 早寝すると白髪やシワが増える、鏡をみてはいけないといった言い伝えもある

縁起よく新年を迎えるために。大晦日にやってはいけないこと

「晦日(みそか)」とは、旧暦で月の末日を意味する言葉。一年の最後の日である12月31日は、「大晦日(おおみそか)」と呼ばれます。この日は古くからの習わしで「やってはいけないこと」「やると縁起が悪い」とされているものがあるのをご存じですか?

本記事では大晦日に避けるべきことや、おすすめの過ごし方などをご紹介します。

1. 正月飾りを飾る

そもそも正月飾りは、新年を司る神様である「年神様(としがみさま)」をお迎えするためのもの。大晦日に飾ることは「一夜飾り」と呼ばれ、昔から避ける習わしがあります。これには「新年を迎える前ギリギリの飾り付けは神様に失礼」「葬式と同じ突発的な一夜飾りは縁起が悪い」といったさまざまな理由が。

大晦日だけでなく、29日も「二重の苦」を連想させるためNGとされています。正月飾りは、大掃除を終えてから12月28日を目安に飾りましょう。

ポイント

  1. 正月飾りを大晦日に飾ることは、神様に失礼、葬儀を連想するなどの理由でタブーとされている
  2. 正月飾りは大掃除後、12月28日を目安に飾る

2. 大掃除をする

年末といえば大掃除をするのが恒例ですよね。じつはこれも年神様をお迎えする準備のため。大晦日に慌ただしく大掃除をしていると、年神様が家に入りづらくなるためタブーとされています。

大掃除は、平安時代からおこなわれていた「すす払い」が由来です。すす払いは12月13日におこなわれていたことから、現在でも大掃除は12月13日か、それ以降におこなう慣習が残っていますよ。

なお大掃除も、二重苦を連想する29日は避けるべきとされています。そのため、12月13〜28日を目安に終わらせるのがおすすめです。

ポイント

  1. 大晦日に慌ただしく掃除をすると、年神様が家に入りづらくなるためタブーとされている
  2. 大掃除は12月13〜28日を目安に終わらせる

3. 餅つきをする

鏡餅や雑煮を作るための準備として、年末に餅つきをする予定がある方も多いはず。正月飾りと同じく、餅つきも大晦日におこなうことは「一夜餅」と呼ばれタブーとされています。理由は葬儀の「一夜飾り」を連想し縁起が悪いため。

また、家にやってきた年神様は鏡餅に依り付くとされています。大晦日に急いで餅つきをすることは、年神様を迎える準備として失礼にあたるためNGというのも理由です。餅つきは二重苦を連想する29日は避け、12月28〜30日におこなうようにしましょう。

ポイント

  1. 大晦日に餅つきをすることは「一夜餅」と呼ばれタブーとされている
  2. 餅つきは二重苦を連想する29日は避け、12月28〜30日におこなう

4. 台所で長時間火を使う

大晦日に長時間火を使用することは、火の神様に対して失礼なためNGとされています。また煮物を作る際に出る灰汁(あく)は、悪を連想させることも理由です。

「おせち作ったり、集まりの準備があるのに!」と年末にはなかなかむずかしいお話ですが、長時間煮込みが必要なものは、できれば12月30日までに済ませておくようにしましょう。

ポイント

  1. 大晦日に長時間火を使うことは、火の神様に対して失礼、煮物の灰汁が悪を連想させるという理由でタブーとされている
  2. おせちの準備などで長時間火を使う場合は、12月30日までに済ませておく

大晦日前に済ませよう♪ 年末のスケジュールリスト

大掃除12月13〜12月28日を目安に終わらせる
正月飾りの準備大掃除後、12月29日や大晦日を避けて準備する
おせちの準備12月29日くらいから徐々に調理をはじめる
大晦日は長時間火を使わないように注意
餅つき12月29日は避け、12月28〜30日を目安におこなう
お年玉の準備銀行窓口は12月31日から1月3日まで休み。新札は余裕を持って準備を
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