ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ

別府でしか買えないお土産9選

Photo by okamagami

温泉の癒しを求めて多くの観光客が訪れる、大分県別府市。あちこちで湯けむりがあがる様子は、日本屈指の源泉数を誇る別府市ならではの光景です。7つの源泉をまわる「べっぷ地獄めぐり」では、熱泥や熱湯がふつふつと湧きあがる様子を間近で見られます。

観光を十分に満喫したら、忘れてはならないお土産選び。せっかく別府を訪れたからには、ご当地ならではのものを選びたいですよね。この記事では、ライターが実際に現地を訪れて厳選した、別府の歴史が感じられる銘菓やネット通販では購入できないレアな特産品をご紹介します。

家族や友人、特別な人に喜んでもらえる、お土産選びの参考にしてくださいね。

1. まめ秀「豊後柚子コショウ豆」

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価格:800円(税込)
美しく設えられた棚に、カラフルな豆菓子がズラリと並ぶ「まめ秀 別府駅前本店」。JR別府駅からわずか徒歩1分と、お土産購入には大変アクセスの良い場所にあります。

豆菓子とひと口にいっても、まめ秀で販売されている豆菓子は種類が豊富で、見た目も味もさまざま。色とりどりの商品は、どれも職人がこだわりを持って作りあげられており、ひとつひとつ丁寧に梱包されていることが良くわかります。

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「まめ秀」は大分県内をはじめ福岡や長崎にも店舗を複数展開していますが、別府限定で販売されているのが「豊後柚子コショウ豆」です。

大分の名産でもある柚子胡椒の、さわやかな香りとほど良い辛みが感じられるひと品で、濃いめの味付けがビールや焼酎などのお酒のアテにもピッタリ。豆菓子は年配層向けと思われるかもしれませんが、まめ秀の商品はパッケージがどれもおしゃれなので、お土産としての見栄えも抜群ですよ。

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また「豊後柚子コショウ豆」は一袋ずつ小分けになっているので、会社やグループへのバラマキにも便利。自分用に買うなら、1パックになった「豊後柚子胡椒豆」がおすすめですよ。

1パック売りの商品はレモン豆やトマト豆など、ほかではなかなか見られない味もたくさんあります。種類が多くて迷ってしまいますが、試食もできるので実際に食べてお好みの味を見つけるのも醍醐味のひとつです。

ちなみに、まめ秀別府駅前本店では焼きたての「豆判焼き」も食べられます。黒豆きなこが練り込まれた特製の生地は、あんことの相性が抜群。訪れた際はぜひ、できたての食感を堪能してくださいね。

口コミ・SNSでの反応

  1. まめ秀の豆菓子はどれも食べやすくておいしい
  2. 柚子コショウは味が濃くて、日本酒や焼酎に合う!
購入した場所まめ秀 別府駅前本店
住所大分県別府市駅前本町2-8駅前暁ビル1階
営業時間11:00~21:00
定休日毎週月・木曜日
HPhttps://www.mamehide.com/

2. LUNCH BOX PECOPECO「とり天の素セット」

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価格:648円(税込)
大分のソウルフードといえば「とり天」が有名です。とり天は別府市にあるレストラン「東洋軒」が発祥とされており、県内では家庭料理として広く親しまれてきました。別府市内にはもちろん大分県内にも多くの専門店があり、「とり天」は観光には欠かせない人気グルメです。

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「おいしいとり天をお土産にしたい!」という方は、自宅で簡単に再現できる「とり天の素セット」がおすすめです。タレと粉がセットになっており、鶏肉をタレに1~2分漬け込むだけで、中まで味が染み渡ったとり天ができあがります。

レシピの紙には、材料に「鶏もも肉」の文字。筆者はむね肉を使用しましたが、むね肉とは思えないほどジューシーでやわらかい仕上がりに家族全員感嘆の声が漏れ出るほどでした。

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加えてレシピには「鶏肉をひとくち大に切る」と書かれていますが、少し薄めのそぎ切りにすれば火の通りが早くなり調理がスムーズになります。

また説明書のとおりに天ぷら粉と水の割合を1:1で作ると衣が少し固めに感じるかもしれませんが、漬け込んだお肉を投入することでちょうど良い固さになるので、説明書通りに作ってみてください。

常温で1年以上日持ちするので、夕飯作りのためにストックしておくのも良いでしょう。筆者は実際、もっとたくさん買えばよかったと少し後悔しています(笑)。

口コミ・SNSでの反応

  1. とんでもなくおいしくてビビりました!これは買い!!
  2. 別府で食べたとり天が家で食べられるのは嬉しい
購入した場所みやげのいえよし
住所大分県別府市駅前町12-13(JR別府駅内)
営業時間8:00~21:00
定休日年中無休
HPhttps://www.ekimachi1.com/beppu/floor/ieyoshi
LUNCH BOX PECOPECO HPhttps://www.instagram.com/lunchbox_pecopeco/

3. かるかん堂 中村家「かるかん」

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価格:3個入り486円(税込)
別府市にある「中村家」は昭和27年の創業以来、素材にこだわり別府ならではのかるかんを作り続けています。かるかんといえば「鹿児島」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、大分も鹿児島と同じくらい、かるかん作りが盛んです。中村屋の店主いわく、鹿児島のかるかんから暖簾分けされた歴史があるそうです。

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中村家のかるかんは、厳選した国産の山芋、うるち米の米粉、良質のこしあんのみを使用。山芋はひとつひとつ手作業で皮をむき、その朝擦りおろした新鮮なものを使用するなど、創業当時と変わらない作り方で伝統を守り続けています。

賞味期限は2週間程度と長くはありませんが、風味を損なわず安全なものを提供したいとの思いから、保存料は使用していません。

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店頭では早い時間に訪れれば、蒸したてのかるかんを食べられるチャンスがありますよ。温かくてもっちり、しっとりとした、ここだけの贅沢を味わってください。

口コミ・SNSでの反応

  1. もちっとした皮と甘いあんこが本当においしい
  2. しつこくない甘さで食べやすい
購入した場所かるかん堂 中村家
住所大分県別府市石垣東6丁目8-14
営業時間8:00〜18:00
定休日毎週水曜日
HPhttp://www.karukan-do.jp/

4. フジヨシ醤油「カボス醤油」

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価格:150mL 357円(税込)
醤油や味噌などの調味料は地域によって味の違いが大きく、観光地の食事で衝撃を受けることも少なくありません。「地元の醤油がやっぱり好き」という人も多いなか、フジヨシ醤油の醤油は、県外からの観光客がこぞって買い求める人気のひと品です。

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フジヨシ醤油の代名詞ともいえる「カトレア醤油」は、大分県内の家庭はもちろん、居酒屋やレストランなどでも使用されるほど地元民には馴染み深い調味料です。九州特有の甘さと、かつおだしのうま味のバランスが良く、刺し身醤油や煮物の味付けにも使えます。

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定番のカトレア醤油と並ぶ人気の商品が、大分県特産のかぼすを使用した「カボス醤油」です。だしのうま味にかぼすのまろやかな酸味が加わり、さわやかな香りが食欲をかきたてます。

口コミで全国に人気が広まり現在では通販でも購入できますが、県外からの注文は送料がかかります。別府市の飲食店でその味を確かめて、ぜひ店舗で購入してください!

口コミ・SNSでの反応

  1. 近場にあったら一升瓶で買いたい
  2. 焼き魚にかけたり、酢の物に入れたりしてもおいしい
購入した場所フジヨシ醤油
住所大分県別府市光町9-9
営業時間月曜日~土曜日:8:00~17:00
日曜日・祝日:9:00~15:30
定休日年中無休
HPhttps://www.f244.com/

5. 塩月堂老舗「塩月のゆずまん」

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価格:2個入り400円(税込)
無農薬のゆずを使用したお菓子で知られる、明治43年創業の「塩月堂老舗」。昔ながらのお店が立ち並ぶ別府のなかでも、特に歴史のある老舗菓子店です。この店の看板商品である「ゆずまん」は、昭和天皇が別府を訪れた際に召しあがられたことでも知られているそうですよ。

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「ゆずまん」は、ゆずのジャムをやわらかなブッセ生地でサンドした和洋折衷のお菓子です。甘味料に頼らない自然の甘さと、口いっぱいに広がる上品なゆずの香りで、多くの地元民や観光客に親しまれています。

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筆者が訪れたときは、とても気の良いおばあさんが1人で切り盛りされていました。ゆずの香りが漂う店内でのおばあさんとの会話も、この店を訪れる人々の思い出の1ページです。

口コミ・SNSでの反応

  1. 子どもからお婆ちゃんまでみんな大好きなお菓子です
  2. ゆずのジャムが上品で、ブッセとの相性も抜群!
購入した場所塩月堂老舗
住所大分県別府市元町14-16
営業時間9:00~20:00
定休日第1・3日曜日
HPなし
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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