ライター : 知花 早紀

グルメ・トラベル系webライター/主婦

沖縄ならではのグルメは外せない!

Photo by @kyo_i_chi

美しい海に囲まれ、豊かな自然とスロウな時間が流れる国内有数の人気観光スポットである沖縄。そんな沖縄は、タコライス、沖縄そば、サーターアンダギーなどご当地グルメがたくさんあります。使用する食材も、沖縄ならではの島野菜やアグー豚、海鮮など沖縄独自のものが多いのが魅力です。

この記事では、沖縄在住のライターが名物料理から麺・ごはんもの、スイーツなどジャンルごとにおすすめグルメをご紹介します。沖縄旅行に訪れる人にぴったりな、沖縄の食文化を感じられるグルメが満載です。
※このランキングは、基本的にGoogleクチコミの「ユーザー評価」と「クチコミ件数」に基づいて作成されています。「ユーザー評価」が同率の場合は「クチコミ件数」が多い方を上位に掲載(2024年6月10日現在)

【沖縄で食べるべきグルメ】名物料理4選

1. おやつにぴったりなてんぷら「中本鮮魚てんぷら店」

Photo by @sea.leaf.mocco

「中本鮮魚てんぷら店」は、行列が絶えない沖縄てんぷらの有名店。お店は、南城市の小さな離島・奥武島(おうじま)にあります。本島から奥武島へ橋がかかっているので、車で気軽に行けるのが魅力です。沖縄のてんぷら店では冷凍の海鮮を使用することが多いのですが、中本鮮魚てんぷら店は、新鮮な生の海鮮を天ぷらにしているのでおいしさが違います。

お店は1階がてんぷら店、2階が食堂。食堂では「沖縄そば」「さしみ定食」「手作りぜんざい」などが楽しめます。食事メニューを注文した人は、もずく酢と生野菜が食べ放題です。1階のてんぷら店で購入したてんぷらを持ち込めるので、ドリンクやデザートと一緒にてんぷらをゆったり味わえますよ。

もずく

Photo by @oyatsu_to._gohan

100円(税込)
新鮮なもずくにてんぷら生地を絡めて揚げた、沖縄ならではのてんぷら。揚げたてはサクサクモチっとしていて、やみつきになるおいしさです。季節限定で登場する「アーサ」も、沖縄でてんぷらを食べるなら外せない具材。アーサとはあおさのことで、磯の香りとほんのり塩味がたまりません。

ほかにも定番の「さかな」「いか」をはじめ、紅芋で作られるモチモチとした「ウムクジ」、やさしい甘さの「田イモ」「紅イモコロッケ」といった具材が人気です。お土産にぴったりな数量限定の「サーターアンダギー」もおすすめ。近くのビーチに腰かけて食べたり、ドライブしながら食べたりするのにぴったりな沖縄グルメです。

おすすめポイント

  1. 行列が絶えない人気てんぷら屋
  2. てんぷらの種類が豊富
  3. 2階の食堂では沖縄そばや刺身などを楽しめる
店舗情報

2. タコス・タコライスを食べるならここ「チャーリー多幸寿(タコス)」

Photo by @real_pikko6

「チャーリー多幸寿(タコス)」は、1956年創業の沖縄で最初にできたタコス専門店です。お店があるのは、沖縄市の昭和の面影が色濃く残るショッピングモール「パークアベニュー」。

米軍基地が近くにあり、沖縄とアメリカの文化が混ざりあう異国情緒あふれるスポットです。チャーリー多幸寿は、モール内でも特に目立つ外観。地元の人だけでなく、海外のお客さんも多く訪れます。

チャーリー多幸寿の店内は、レトロな装飾や調度品が並ぶ喫茶店のような落ち着いた雰囲気です。ゆったりとした広さのテーブル席が並びます。お店のメニューはすべてテイクアウトすることが可能。おいしいタコスを好きな場所で楽しめます。

タコス(3ピース)

Photo by @nabenabe7

840円(税込)
チャーリー多幸寿のタコスは、ビーフ、チキン、ツナの3種類あり、好きな具材の組み合わせで注文することができます。お店のタコスは、とうもろこし粉と全粒粉で作られた自家製のシェルを使用。サクサク感とモチっと感のバランスが絶妙なシェルがクセになります。島唐辛子をブレンドしたオリジナルソースをかけて楽しみましょう。

チャーリー多幸寿特製のタコライス「チャーリーライス」もタコスと並ぶ名物。お肉の旨味が詰まったタコスミートがたまりません。ソースの辛さはマイルド、ミックス、スパイシーから選べます。名物をどちらも味わいたい人には、タコスとチャーリーライスがセットになった「チャーリーセット」がおすすめです。

おすすめポイント

  1. 沖縄で最初にできたタコス店
  2. 自家製トルティーヤがおいしい
  3. チャーリーライスもおすすめ
店舗情報

3. 琉球宮廷料理を堪能「美榮(みえ)」

Photo by @heppoko772

「美榮(みえ)」は、本格的な琉球料理を味わえる、沖縄県内でも数少ない貴重な料理店。琉球王朝時代から伝わる伝統的な製法で作られる料理は、沖縄では「ヌチグスイ(命の薬)」と呼ばれるほど体にやさしいのが魅力です。

琉球料理に使用する食材はどれも丁寧に下ごしらえされているのが特徴。素材のクセを取り除くことで、本来のおいしさが引き立てられています。

お店は、県庁前駅から徒歩5分ほどのところある赤瓦が特徴的な木造建築の建物。店内には、沖縄の伝統工芸品がたくさん飾られていて趣があります。お店で使用されている食器も、すべて沖縄の漆器や焼き物。さまざまな角度から沖縄の伝統を感じられるのが魅力です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ