ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ

軽井沢は国内有数のレジャースポット

Photo by okamagami

日本を代表する高原リゾート地である軽井沢。ショッピングやカフェ巡り、スポーツや自然散策など、さまざまなレジャーが楽しめるため、一年中観光客が絶えない人気のスポットです。老若男女問わず幅広い層が訪れるため、軽井沢はお土産も多種多様。その豊富さゆえ、どれを買えばいいか悩んでしまうという方もいるのではないでしょうか。

そこで全国のおいしいものを巡るライターが、おすすめの軽井沢土産を厳選。この記事では、軽井沢でしか買えない特別感のあるお土産を7品ご紹介します。

1. バターサンドラボ軽井沢「パルフェバターサンド」

Photo by okamagami

価格:555円(税込)
中軽井沢駅から徒歩5分ほどの場所にある、「バターサンドラボ軽井沢」。2022年3月のオープンからわずか数年で、すでに軽井沢の人気土産として一目置かれています。まるでパフェのような、華やかな見た目が人気の理由のひとつです。

6種類あるフレーバーのなかで筆者が購入したのは、一番人気の「04 信州完熟いちご」。信州の冷涼な気候を利用して品種改良された、「艶々甘々」という新品種のいちごを使用しています。通年収穫でき常に旬の味を味わえると評判で、濃厚な甘みと爽やかな酸味が持ち味です。

Photo by okamagami

要となるバタークリームには、牧草を食べて育った牛の乳から作られたグラスフェッドバターを使用。「04 信州完熟いちご」のバタークリームは、いちごの果肉を混ぜこんだピンク色と木苺のピューレを合わせたクリーム色の2層に分かれています。

ひと口食べると、いちごの甘い香りと木苺の甘酸っぱさが口の中いっぱいに広がり、甘みと酸味のバランスが絶妙です。バタークリームは濃厚な味わいですが、甘酸っぱいため重さは感じません。クッキー部分はしっとりとした食感で香ばしく、濃厚なバタークリームによく合います。ドライいちごのサクサク感とバタークリームのフワフワ感の調和が素晴らしく、食感も楽しいですよ。

Photo by okamagami

お店のホームページでは、6種類のフレーバーが1個ずつ入ったBOXが販売されていますが、店舗ではバラ売りで1個ずつ好きな組み合わせで購入できます。日持ちは冷蔵で1週間ほど。要冷蔵商品のため、保冷バッグを持参するのがおすすめです。パッケージも華やかでかわいらしいので、お土産にするととても喜ばれます!

口コミ・SNSでの反応

  1. ひとつひとつが丁寧で、美味しく食べていただきたいと言う気持ちが伝わってくるバターサンドです。
  2. 見た目も美味しさもパーフェクト。華やかでとても綺麗でした!お土産にしたらみんなから絶賛!
購入できる場所バターサンドラボ軽井沢
住所長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢5‐19
営業時間10:00〜18:00
定休日火・水・木
公式HPhttps://www.buttersandlab-karuizawa.com/

2. 万平ホテルプレミアムクッキー缶

Photo by macaroni

価格:6,800円(税込)
軽井沢にある老舗クラシックホテル「万平ホテル」からプレミアムクッキー缶が発売されました。2024年10月にホテルの大規模改修と改築工事を終え、グランドオープンを記念して作られた数量限定のプレミアムクッキーです。軽井沢に訪れたらこちらを目当てに買い求めるお客さんもいるほど、今注目の商品!

クッキー缶は、まるで絵画のような軽井沢を思わせる景色にクラシックカーが描かれ、優雅でおしゃれなデザインです。

Photo by macaroni

ふたを開けるとバターの芳醇な香りが広がり、見た目はとても賑やかな装い!左にあるキャラメルナッツをあしらったひまわりのクッキー(商品名はソレイユ。フランス語でひまわり)とスズランのアイシングクッキーが目を引きます。右上のローマ字で万平ホテルと描かれた看板クッキーは、ホテル創業当時から玄関に掲げられている「看板」をモチーフにしたんだそう。コーヒーの風味と硬めの食感が特徴です。

そのほかにはロイヤルミルクティー、ショコラ、アップルパイ、ピスタチオ、チーズ、またメレンゲを合わせたレモンタルトのクッキーなどバリエーションが豊富。贅沢にいろんなフレーバーを楽しめます。

Photo by macaroni

どれも異なる食感で、サクホロッと口の中でほぐれるものやカリッと香ばしくバターの香りが鼻に抜けるもの、メレンゲやシュガーコーティングされたカリカリ食感のアーモンドなど、飽きることなく、次から次へと手が伸びてしまいます。来客時のおもてなしにも、会話が弾むことでしょう。

開業130年という長い歴史の「万平ホテル」。老舗ホテルの職人が創るこだわりのプレミアムクッキー缶は、現地での販売のみです。宿泊の際のお土産はもちろん、ホテルの雰囲気を味わいにお土産ショップへふらっと立ち寄ってみてもいいですね。軽井沢のお土産としてきっと喜ばれるはずですよ。

口コミ・SNSでの反応

  1. 上品でしつこくなく絶妙
  2. メレンゲの酸味も強くて好み
購入できるところ万平ホテル アルプス館1F
住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
営業時間8:00~20:00
定休日-
公式HPhttps://www.mampei.co.jp/

3. 柏倉製菓「くるみクッキー」

Photo by okamagami

価格:130円(税込)
創業50年以上の老舗和菓子屋「柏倉製菓」。地元民はもちろん、観光客のリピーターも多い知る人ぞ知る名店です。昔ながらの風情を感じる店舗の前には開店直後から行列ができており、その人気ぶりが伺えます。

さまざまな和菓子が売られていますが、お土産にするなら「くるみクッキー」がおすすめ。長野県は日本一のくるみの生産地で、「くるみだれ」や「くるみ味噌」、「くるみもち」といった、くるみを使った商品が豊富です。「くるみクッキー」も長野らしいお土産として喜ばれますよ。

Photo by okamagami

どこか懐かしさを感じるシンプルなパッケージに、手のひらサイズの大きなクッキーが個包装されています。ホロホロとほどけるような口溶けの良さとサクサクとした食感の「くるみクッキー」は、くるみがたっぷり入っていて素朴だけど上品な味わい。甘さもしっかりありますが、ほんのり効いた塩分が香ばしいくるみと相性抜群です。クッキーの厚さは3cmほどと分厚いので、1枚でも食べ応えがありますよ。

Photo by okamagami

保存期間は常温保存で3~4週間ほど。日持ちするうえ1個130円と手ごろな価格なので、会社の仲間へのバラまき用のお土産としても最適です。

また「柏倉製菓」の名物には「花豆のおこわ」もありますが、こちらは日持ちがしません。ただ午前中に売り切れてしまうこともあるほど大人気の商品のため、出会えた方はぜひ一度食べてみてください。ほんのり甘い花豆がふっくらとしていて、とてもおいしいですよ。

口コミ・SNSでの反応

  1. 味わいがとても素朴。きざんだくるみの味がそのまま伝わってきます。
  2. やっと手に入った!柏倉製菓さんのクルミクッキー。大きくてザクザクで一個で大満足。
購入できるところ柏倉製菓
住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢742-6
営業時間11:00〜16:00
定休日水・木曜日
公式HPなし

4. 和菓子屋 和「花豆どら焼き」

Photo by okamagami

価格:250円(税込)
中軽井沢駅から徒歩3分。2001年に創業した「和」は、どら焼きをメインとした和菓子屋さんです。店内のショーケースには、20種類以上のどら焼きがズラリと並びます。りんごやブルーベリー、チョコバナナどら焼きなど、フルーツや生クリームを使用した洋風の生どら焼きが特に豊富。そのためパッケージも、ハンバーガーを彷彿とさせる洋菓子のような装いです。

Photo by okamagami

生地には余計なものを一切入れず、材料は卵と小麦粉、砂糖、蜂蜜、ベーキングパウダーのみ。あんこは白ザラ糖、塩、北海道産の小豆を使い、3日かけて炊き上げるというこだわりっぷりです。生菓子のようにおいしいうちに食べてほしいという思いから、保存料は使用していません。

Photo by okamagami

お土産にするなら、常温で持ち運びできる花豆のどら焼きがおすすめ。軽井沢周辺で採れた大粒の花豆が、丸々1個入っています。花豆はふっくらやわらかな食感で、上品な甘さ。あんこはしっかりとした甘味がありつつもくどくなく、花豆の上品な味わいと相性抜群です。シンプルな材料で作られたどら焼きは、皮だけでも十分なほどおいしいですよ。

Photo by okamagami

賞味期限は購入日を含めて4日ほど。お店のホームページからも購入できますがクール便発送となり送料がかかるため、軽井沢へ訪れる際は、ぜひこちらにも足を運んでみてください。旬のフルーツや食材を使用した季節限定のどら焼きもあるので、訪れるたびに新たなどら焼きに出会えるかもしれません。

口コミ・SNSでの反応

  1. 厚みのある丸いどら焼きで種類が豊富でした。あずきの美味しさはびっくりです。
  2. どら焼き好きにはたまりません。花豆にはそのまんま、でっかい豆が入っていました。こんなでっかい豆は初めてです。
購入できる場所和菓子屋 和
住所長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢1-9
営業時間10:00~18:30
定休日木曜(冬期は日曜)
公式HPhttp://www.nakakaruizawa-wa.com/

5. SNOOPY Chocolat「アップルポムム」

Photo by okamagami

価格:1,188円(税込)
2022年7月、旧軽井沢エリアに誕生したばかりの「SNOOPY Village」。1階はお菓子や雑貨、食器などのスヌーピーグッズ売り場で、2階はスヌーピーをあしらったパフェやかき氷などが食べられるカフェになっています。

1階の店内は「WOODSTOCK NEST」「SNOOPY 茶屋」「SNOOPY Chocolat」のセクションに分かれており、それぞれ軽井沢限定品が売られていました。数あるお菓子のなかから筆者が選んだのは、「SNOOPY Chocolat」の軽井沢限定品「アップルポムム」です。

Photo by okamagami

SNOOPY Chocolatは、「大切な友人との友情」「家族愛」などさまざまな「愛のカタチ」をテーマに、日本らしさを取り入れた京都発のチョコレートブランド。コンセプトからして、大切な人へのギフトにぴったりですね。

缶を開けると、ふわっと広がるチョコレートの香り。アップルポムムは、りんごの果肉をビターチョコレートで包んだちょっと大人な味わいのチョコレートです。濃厚なチョコレートにりんごのほのかな酸味が加わり、バランスの良い味わいが楽しめます。分厚い果肉には、チョコレートがたっぷりとかかっていますよ。

Photo by okamagami

「SNOOPY Village」には、スヌーピーファンでなくても手に取りたくなるような、おいしそうなお菓子やおしゃれな雑貨が並んでいます。ここでしか手に入らない限定グッズがたくさんあるので、軽井沢旅行の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

口コミ・SNSでの反応

  1. 缶がめちゃくちゃかわいいです。
  2. りんごがビターチョコレートに包まれていて大人向きの味でした。
購入できる場所SNOOPY Chocolat 軽井沢店
住所長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢800番地
営業時間【3/6~12/5】9:30~17:30
【12/6~3/5】9:30~17:00
定休日年中無休
公式HPhttps://snoopy-chocolat.jp/
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ