朝ごはんに摂りたい3つの栄養素

炭水化物

炭水化物に含まれる「糖質」は、エネルギーの源であり、脳や体を動かすために必要不可欠な栄養素です。糖質はブドウ糖に変換され体内に吸収されますが、朝起きてすぐは体内のブドウ糖が枯渇しています。

脳を活性化するために、朝ごはんに米やパン、シリアルなどの炭水化物を食べるのがおすすめです。ただし、炭水化物を摂りすぎてしまうと、肥満の原因になるので気を付けましょう。(※6)

たんぱく質

寝ている間に “休息モード” になった体は、体温を十分に上げることで “活動モード” に切り替わります。そして、体温を上げるのに適してるとされる栄養素が「たんぱく質」です。

寝ているときに下がった体温を十分に上げるため、朝ごはんにはたんぱく質の含まれる食材を摂り入れましょう。また、たんぱく質には体内時計をリセットする作用があり、一日のリズムを調整する役割もあります。(※3.7.8)

ビタミン・ミネラル

朝ごはんには、ごはんやパンなどの炭水化物、ウインナーや卵などのたんぱく質を組み合わせていて、野菜やフルーツを取り入れていない方も多いかもしれません。

しかし、サラダやフルーツなどに含まれるビタミンやミネラルは、糖質が脳に送られるのを助ける役割を持っているため、合わせて摂るのがおすすめです。

また、食べる順番にもポイントが。野菜やフルーツを先に食べることで血糖値の急上昇を抑えられるため、最初に食べるのがおすすめです。(※7.10)

Glycemic Index(グライセミック・インデックス)とは?

GI値とは「Glycemic Index(グライセミック・インデックス)」の略称のこと。簡単に説明すると、食品に含まれる糖質の「吸収の度合い」を表す数値で、血糖値の上昇とかかわりがあります。

100を基準にし、70以上を高GI食品、56~69を中GI食品、55以下を低GI食品と、3つのグループに分けています。数値が低いほど食後の血糖値上昇が緩やかで、高いほど食後に血糖値が急激に上がりやすいのが特徴です。

低GI食品には「満腹感の持続が長い」などいい作用が多いため、朝ごはんには数値が低いものを食べるのがおすすめです。(※9.10)

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