ライター : macaroniリサーチ

水がおいしい都道府県といえば?ランキングTOP10

北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県のうち、水のおいしさに定評があるのはどこなのでしょう?みんなのおすすめを調査すべく、macaroni 読者に投票型のアンケートへご参加いただきました。

開票結果が出たので、本記事ではランキングTOP10を発表します。1位に選ばれたのは果たして?

調査概要

対象:macaroni 読者
調査期間:2024年1月17日〜2024年1月31日
調査方法:macaroni ランキングで募集
(https://ranking.macaro-ni.jp/)
回答数:319票

5位 静岡県(15票)

Photo by DoctorEgg

富士山の地下水や安倍川の伏流水など、質の高い水源に恵まれた静岡県。元になる水がとてもきれいなので、「水道水がおいしい」と評判です。

静岡県は茶の産地としても有名。お茶の味わいも、水の影響を受けていると言われています。

飲み水だけでなく川の水質も良好。県内のいくつかの河川は、平成25年に国土交通省が発表した「泳ぎたいと思うきれいな川」に選ばれているほどですよ。

4位 山梨県(16票)

Photo by Shutterstock

富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父……と、日本を代表する名峰に囲まれた山梨県。山々に降る雨が伏流水となるため、良質な水源を豊富に蓄えています。

日本ミネラルウォーター協会の調べによると、山梨県は「ミネラルウォーター生産量」の国内第1位にランクイン。全国シェアの4割を占める、一大生産地となっているのです。

また日本で初めてミネラルウォーターが発売されたのも山梨県。1929年に身延町(みのぶちょう)で湧出する名水を活用し、「日本エビアン」の商品名で誕生しました。

3位 熊本県(17票)

Photo by teddyleung

熊本県は県内各地でおいしい泉が湧出。山々に降った雨が地中にしみ込み、ミネラルを吸収しながら吹き出しているからです。

熊本市内の水道水は、100%がその地下水でまかなわれています。水のおいしさに定評があるのは、殺菌や消毒の塩素が少なくて済むことも理由のひとつと言えるでしょう。

環境庁(現:環境省)が選定した「平成の名水百選」に、県内4ヶ所の水源が入っているのも注目すべきポイントですよ。

2位 北海道(23票)

Photo by okimo

雄大な自然に囲まれた北海道は、水がきれいなイメージを持たれがち。実際に北海道の水質はとても高く、道内各地に「名水」と呼ばれる湧水や地下水がたくさんあります。

札幌市の水道水は、ほとんどが森林地帯の雨や雪解け水が水源。これらが土の中を通る時に、ミネラルを適度なバランスで含み、おいしくなるというわけです。

京極町の「羊蹄(ようてい)のふきだし湧水」、利尻富士町の「甘露泉水」、千歳市の「ナイベツ川湧水」は、環境庁(現:環境省)により「名水百選」に選定。なかでも「羊蹄のふきだし湧水」は特に有名で、休日になると飲料水として持ち帰る人がたくさんいますよ。
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