1位 雛あられ(76票)

Photo by macaroni

ひな祭りのお祝いに欠かせないお菓子といえば雛あられ。誕生の由来ははっきりとわかっておりませんが、江戸時代に流行した「雛の国見せ」という行事が関係していると言われています。

雛あられは赤、緑、白の3色、もしくは黄が加わった4色が定番。関東の雛あられはポン菓子、関西のものは直径1cmほどのころころとした形をしているのが特徴です。

つい市販品に頼りがちですが、切り餅を使えば簡単に手作りできますよ。余った雛あられはチョコおこしにアレンジするのがおすすめ。

6位~10位のランキング結果

ここからは6位から10位に選ばれた「ひな祭りの食べ物」を、続けて紹介していきます。

6位 三色団子(24票)

Photo by 中村りえ

ピンク、白、緑の組み合わせが愛らしい三色団子。お花見の定番アイテムですが、ひな祭りのお祝いにもよく用いられる食べ物です。

色の意味は諸説あり、「三色で春を表現している」というのが定説。ピンクは桜を、白は白酒を、緑は新芽やよもぎを表すと言われています。

またその一方で「四季を意味する」という解釈も。ピンクは桜の咲く春を、白は雪の降る冬を、緑は葉が生い茂る夏を表すとも考えられているのですよ。

7位 ケーキ(16票)

Photo by macaroni

ひな祭りにはケーキを食べるのも定番。毎年シーズンになると、専門店にはかわいいケーキがずらりと並びますよね。

おだいりさまとおひなさまの砂糖菓子がのったデコレーションケーキや、色とりどりのフルーツが使われた春らしいタルトなど、見るだけでもワクワクするラインアップ。桜色のロールケーキ、桃の節供にぴったりな桃のケーキ、いちごクリームのモンブランも人気です。

市販品を買うのではなく、家庭で手作りするのもおすすめ。簡単なレシピが多々あるので、子どもと一緒に挑戦してみるとよいでしょう。

8位 いなり寿司(14票)

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子どもからお年寄りまで、みんなが大好きないなり寿司。おいしいだけでなく食べやすいため、ひな祭りパーティーにぴったりなメニューです。

酢飯をお揚げでくるむだけでもよいけれど、オープンいなりにして海鮮をトッピングすると豪華。彩りがよくて華やかなので、お祝いムードがさらに高まることでしょう。

いなり寿司とちらし寿司を一度に味わえて、高い満足感を得られるひと品。食べる人みんなに喜んでもらえますよ。

9位 甘酒(13票)

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かつてひな祭りには、桃の花を清酒に浸した桃花酒が飲まれていました。それがやがて白酒に変わり、のちにアルコールを含まない甘酒が振る舞われるようになったと言われています。

甘酒には米麹で作られるもののほかに、酒粕が原料になったものもあるので注意。酒粕でできた甘酒にはアルコールが含まれるため、子どもには飲ませないようにしてくださいね。

なお米麹の甘酒は、炊飯器を使えば家庭で簡単に作れますよ。冷凍保存も可能です。
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